「"女性" 同士」を含む小説

自分を騙した結婚詐欺師を刺して逃亡を続けている高村有希子は海外へ渡る逃亡資金を得るために都心近郊の限界住宅地・カメリアニュータウン内にある実家を目指していた。そしてその途中、同住…

　夕暮れの新宿歌舞伎町の路上で若いホストが急死する。現場にいた通行人は彼の身体に大量のムカデが這い回るのを見た。あまりにショッキングな状況に死因が報道されることはなかったが、ホス…

奇妙な成り行きで借金を背負うことになった園山　普人。 彼は借金返済のため、天麻と名乗る男から奇妙な仕事を請け負うことになる。 アパートの一室に置かれたレトロな黒電話。 その電話…

わけあって、急きょ神奈川からロサンゼルスへと移住する事となった、ロックとドラムをこよなく愛する日米ハーフでボーイッシュな容姿の「カワイイ系の美少女」コスモ。そしてその大親友で、名…

✡『第1回ルビーファンタジーBL小説大賞』週間ランキング〝200位〟以下【落選確実作品】 【あらすじ】文字数約1,000文字〔ＢＬ〕 　青いバラの花が国章の【童話〔ＢＬ〕国】…

娘、美穂の音楽の才能が開花していきます。 （続3）淡い恋心・・・信子そして美穂 今年の夏休みは私の会社が契約している森の中にあるログハウスに行くことになった。ここは以前…

　『白夜月《びゃくやづき》』と『明星《あけぼし》』。そう呼ばれる二人の男が居ました。彼らはこちらの世界で俗に言う、『男の娘』と『女装男子』でありました。 　昼に出る月を意味指す白…

女性同士の風俗嬢であるユキは、自分をいつも指名してくれる女性・悠里のことを、最初は仕事として接しながらも、だんだんと惹かれていく心を隠し切れなくなっていく。 ある夜、久しぶりに悠…

※この作品はBLの要素を含みます。 直接的な描写は手を握ったりキスしたりくらいです。 ただ手脚が再生する人達が出てくるので、手を切り落とす描写などがでてきます。 苦手な方はご注意…

身だしなみ気にしない・買い物ぐらいしか外に出ないetc...のぐーたら干物系女子・遠西綾芽。 世界一周旅行中に行ってしまった両親の代わりに、『干支』に憑りつかれた訳アリ女子１２人…

「大きくなったら結婚しようね」 　幼い頃。 　子供同士のあいだで交わした口約束。 　そんな約束が一人の青年のなんの変哲もない生活を変えることになる。 　 　ある日の事。 　亡…

　魔族の使用した古代兵器の影響により、絶滅しかかった女性が保護されて暮らす“塔”。塔を治める五人の魔女の一人であるナザリアは、他の四人と共に出席する、五賢人評議会という名の多数決…

デコボコな２人は、静かに空を見上げて月を眺めていた。 物腰柔らかそうな大きな男性と小柄で男勝りな女性。 実はこう見えて、カップルらしい――。

一口に言えば、「超越界」から派遣された「守護者」が、人間界の勇者をサポートして冒険する話です。親世代・子世代にわたる、数十年の物語です。 予算不足と人出不足から、ピンチヒッター…

まじない師と呼ばれる職業が存在する世界。地方の山岳を治めるまじない師の名家に生まれた少女は、何の才能もなく、非力であったことから、家族は愚か使用人たちからも冷遇されていた。 そん…

☆第1回アイリス異世界ファンタジー大賞銀賞受賞 ☆一迅社様より書籍化（2024/9/3発売） ------------------------------ 最低な婚約者から、パー…

社畜と社畜は惹かれあう いつもの様に、終電を逃した大城は帰り道、新しくできた晩酌処を発見する。 空きっ腹であったことが功を奏し、暖簾をくぐる。 暖かな店内と腹の虫を騒がせる匂い…

オリビア王女は緑色の髪と瞳を持って生まれた。 王国においてそれは、災厄と争いを呼び寄せる魔女の証。 王命により髪と瞳の色を隠したまま公爵令息と婚約していたが、髪色を暴かれ婚約破…

B国の軍事侵攻によって、「十八歳から六〇歳の男性」の出国が禁止されたA国。その前後に日本へと避難した芸術家たちは、演出家セルヒイに先導され、廃校になった校舎を使って活動を行い、そ…

普通に愛され、普通に愛す。 普通から溢れた者同士が 折り重ねていく愛が いつしか歪に、歪んでいった。