「夏」を含む小説

純文学のショートショートです。

俳句・季節の二十句／※週二回発信中の「連作俳句」のキャッチ＆タグを今回から「季節の二十句」とさせていただきます。昨夏、連作の意味がわからないままスタートし、じつはいまだに本質がわ…

「君、私とは別れた方がいいからさ、別れよう」 創作企画「twilight-story」参加作。この作品のお題は「夏の夕暮れ」でした。

ヤマもオチもありません 淡々とした日常の中で起きた、小さな結びつき 二十七歳と十五歳のありえない出会い その始まりと終わり

17歳の夏、高校生の一ノ瀬茉莉は人間関係に疲れ、東京を離れて関東の北部にある安神沢市へやってきた。 喫茶店で初めてコーヒーを飲んだ茉莉はその味に感動し、喫茶店のマスターの少女、有…

―俺はノートに記された― 本なんて興味ない。そう思っていた竜也は春介に誘われてやってきた図書室で一冊のノートを見つけた。ノートには、印刷された文字の羅列。五ミリ方眼に記された小説…

高二の夏休み明け、秋と夏の狭間といえようこの季節に、僕は考え事をしていた……

霜月サジ太のドタバタポンコツ旅・第８弾！ （ほんとはもっと行ってるけど、エッセイにできた数です） 真夏の海！ 灼熱の太陽！ 水着のおねーちゃん！ なんて浮かれて終われるわけが…

喉が渇いた夏の夜、100円自販機でコーラを買った。 プルタブを開けて飲もうとするも何も出てこない。 ちゃんと重みはあるのに。

いつもの帰り。事故に遭いもうそんな長くない、と言われた女子中学生の御幸莉奈（みゆき　りな）。退院していつも通りの生活になると思いきや、なぜか幽霊が視えて！？しかもそいつは怨霊で、…

お盆とは、命を蔑ろにしてはいけない日である。

人とアンドロイドが共存する近未来の東京。 そんな東京に住む少女――香織はいじめを受けていた。そんな香織を勇気づけたのは、とあるアンドロイドだった。 一生一緒にいると思っていた。そ…

【終わらない夏】の続編になりますが、これだけでも完結しているので前作を読まなくても大丈夫です。もしよかったら前作もよろしくお願いします

壊れた夫婦関係を修復もせず、無関心でいた夫のところに何年も会っていなかった息子が現れる。 それを転機に、夫婦の運命はあの夏の日へと戻って行く。

　夏のある日。俺は部活終わりに、クラスメイトの河谷と会った――。

「……ねぇ、彰《あきら》くん、うちと一緒に、この世界から逃げようよ？」 　故郷の深夜の崖の上で、僕は幼馴染の帆風千夏《ほかぜちなつ》と偶然再会した。お互いの目的は同じく自殺。二人…

一孝と美鳥の恋愛ドラマ。 夏になりました。夏といえば、これ！ 年下幼馴染馴染みは同級生のスピンオフ。 本編が作者の遅筆で遅れています。 この時期でないと発表しづらくなりますので先…

永遠だと思っていた三年間。 呆気なく終わった夏を抱きしめて。

　──今日は、あの日の天気に似ている。 　夏。県外のオープンキャンパスに足を運んだ「俺」は、ひょんなことから田舎の町にやってきた。田園風景が広がるその場所で、少女カオリと出会う。…