「なんとなくね」を含む小説

　もとは「暗闇の中で」というお題の短編コンテスト応募用に書いたものです。 　完全にホラーってつもりで書いてもいないので、現代ファンタジーとジャンルは迷いましたが、まあ、ホラー寄…

「探偵」と言う響きが好きなだけの探偵が 推理力以外を武器に探偵っぽくない方法で さまざまな人種の仲間たちと 事件を解決していく物語。 謎解き。事件。組織に狙われる。 なんとな…

拙著『明治・大正・昭和の男色』の追記雑談というか、そんな感じのお話です。 なんとなく思ったことをつらつら書いていきます。

世界は長い間、戦火に包まれていた。神と人が、人と神を討つ時代。 そんな時代に割と裕福な家に生まれ特別苦労もせず、なんとなく生きてきた男『ケノス』にとって戦争はどこか他人事であった…

なんとなく思ったこと。梅雨って好き嫌い分かれますよね。 超短編なので隙間時間にぜひ。 ジャンル誤タップしてたので変更しました。申し訳ありません

貴方が両手•両足・首・胸の中・頭の中に持てない錘を持って1人山形に帰って二年が経った。 その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽く…

冷蔵庫の奥に存在する「夏の世界」に、なんとなく迷い込んでしまう話。

テーマ曲のある物語という企画に応募してみました。 テーマとして使った音楽は、ラフマニノフのピアノ曲であります、楽興の時第一番変ロ短調。なんとなく悲しい曲ですが、どこか魅力のある不…

自分の他にほとんどの命が絶えた世界。『なんとなく興味があったから』そんな動機で世界を壊した少年は、何もなくなったつまらない世界を見て虚しさを感じていた。興味本位で世界は滅ぼすよう…

見えている景色が変容するのは一瞬だった。 きっかけらしいきっかけがあったかと言われると答えに困る。 それほど心に刺さる出来事だったかと問われてもわたしは答えられないだろう。 だっ…

クラゲの存在と未練とか、いろいろ

しのぶは正規の生徒になったが、なんとなく学園生活が物足りない。 クラブをやってみたいと朝夢見《あゆみ》に相談してみると、愛球会を紹介された。 涼子や恵理奈といった新入部員と一緒に…

短編の恋愛小説です。 なんとなく読んでもらえればって感じです。

魔法書が次々と発掘される巨大遺跡で、ボルガ・バットフルトは発掘師として働いています。ある日の休憩中になんとなく拾った本が魔法書で、そこに書かれた通りにやると簡単に魔法が使えました…

浮いてきた言葉を逃さない

柿崎憲二は大学四年生。ノンケだが、酔った勢いで、超イケメンの後輩・蓮と一夜を共にしてしまう。一度きりのはずが、その後も関係は続いた。ついに結論を出さなければいけない時が、やがて訪…

太宰治の「走れメロス」の二次創作。 就職氷河期を生き抜いた２８歳独身、コンビニバイトの富田林メロス（とんだばやし☆めろす）君がリボ払いに走る話です。 なんとなくノリで書き始め…

短編です。なんでもない話についてのなんでもない小説なので、なんでもないときにでもなんとなく読んでくだされば幸いです。

特に楽しく喋るわけでもなく。一緒にゲームをするわけでもない。それなのに、幼馴染の少女は少年の部屋を訪れる。 なぜ、少女は少年の部屋に遊びに来るのか。なんとなく、その理由を少年は分…