「「指輪」」を含む小説

母はなぜ結婚指輪を二つも身につけるようになったのか。娘の問いから始まる、追憶の物語。

「おばあちゃんのダイヤが本物か調べてやろうよ！」 祖母の婚約指輪を持って銀座にくりだした「私」と妹が見つけた、小さくて純粋な愛。 お手軽日常系ショートショート。 作／足束

神凪茉白は右目を失明しており、それにコンプレックスを感じている気弱な性格の美大生。 ある日、大学の講義の一環で美術館を訪れる。 一枚の絵画に目を奪われていると、男性に声を掛けられ…

63歳で逝ってしまった妻の日記は意外なものに記されていた。 夫と娘に遺した最後のメッセージとは──？

視線を感じるような気がするのは、自分がこそこそと動いているから、沙也加が隠しカメラでもつけているからかも。なんて。 でも、それも今日で終わるだろう。 結婚して三周年。 あの時、買…

フリフリちゃんは蚤です。宇宙蚤です。宇宙蚤なので地球蚤よりかわいいです。

私はそれが叶うその時まで――待っている。

西恩寺マリアは京都宇治茶問屋のお嬢様、今は親元を離れてＯＬ職、 少々の気難しさを補う美しい容姿に少し天然な女性。 小悪魔かドＳ女王様か？　彼を振り回す彼女は素直に成れるのでしょ…

「切り札はフクロウ」のお題にそって書いた作品です。結婚を間近に控えた女性が飼う、コミミズクのフク助の物語です。

古代から伝えられた、はるか昔の物語。 ある時、小びとの一人が、謎の手紙を持ち帰る。 その手紙には、世界の始まりから 未来の出来事が記されているらしい。 その謎を解こうと、彼ら…

「ロドリゲスは生きている」から改題しました。 「夢幻世界の現実世界」 高校に進学したばかりの桜坂宗仁は、ある日、幼馴染である綾鳥結に告白する。 しかし、彼女から返ってきた言…

突然異世界に転移してしまった主人公。気が付けば誰も居ない暗闇に一人きり。だが落ち着け！パニックになりそうな自分を鎮めてみても事態はちっとも好転しない。 だって、俺、記憶がない。 …

日菜子は、月に１回くらい行く会社の浅見輝幸から声を掛けられ、２～３回デートをした。肉体関係ができそうになったときに、私は初めてなので、有馬温泉のような、ムードの有るホテルで初体験…

迷宮都市に転移した主人公が、チートスキルを武器に、泥臭くパーティを渡り歩きます。勇者パーティへの参戦まで、辿り着いた彼は、運悪く、「沈黙」呪いがかかった指輪をはめてしまいます。１…

幼い少女と少年はある約束を交わした。それを幼い2人が理解していたかは定かでない。 約束の証として互いにある物を付けた。 そして、あることをきっかけにぱったりと…

「どうだった？」そう尋ねる母に、「ごめんなさい、盗まれちゃって」沙也香は頭を下げた。母が大切にしていた、ダイヤモンドの指輪が偽物だったが、それを告げることができず、嘘をついた。 …

都会で働いていた私は色々あってそこを辞め、再出発するつもりで地元に戻ってきた。　 途中入社だけど、地元にもある業務用食品を扱う会社の倉庫に就職する事ができた。２７にもなるのにバイ…

それは、まるで奇跡のような ※お題作品。 テーマは『雪降る日の儚い恋』 お題は『指輪』『結晶』『約束』。 制限時間は一時間半。 遠い昔の作品です

私とアナタとあなた。 ''まだ愛してる'' 贈られた指輪を巡る だいぶ切ない、恋物語。

ファンタジー短編。 魔物が跳梁跋扈し、冒険者と呼ばれる者たちが討伐する世界で、「冒険者の宿」のおかみが戦う物語。夫が追っているはずの魔物〝餓える堕天使〟が町に出現した───子供た…