「短編 夜」を含む小説

仕事帰りの金曜の夜、私（佐藤さん）は明日のデートを前に浮き足立っていた。明日は、私の誕生日でもある。 年下の彼氏、吉田君の前ではいつも背伸びをしているので、明日くらいはちょっと甘…

12月24日の夜、デートスポットでのアルバイトもシフトに入った私。 クリスマスでも働く人は、聖夜のオルゴールみたいに、幸せを流していても気づかれない。 そんな私に訪れる、ささいな…

なにかのまちがいで降ってくるかもしれない。 そう思っていたら、本当に降ってきた。 香鳴裕人様　[第3期] 同題異話SR -December- 『見上げれば降るかもしれない』…

昨年のクリスマスイブに、僕の唯一無二の親友が姿を消した。 その親友が、姿を消す前に僕にこう言い残した。 『星の綺麗に見える場所がある。来年のクリスマス近くになったら、そこに行く…

子の夜泣きで眠れないのでつらつらと。

クリスマスだというのに、ぼっちの俺はサンタのバイト。バイトが終わればとぼとぼと帰宅。そんな俺の前に現れたのは……。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

夜の空が、あたしを外へ連れ出した。行きついた先には、ちょっとおかしな、大事な人がいた――。 ハロウィーンの夜のお供にオススメです。 レモンティー片手に8000字ほどの物語をお楽…

美少女超人優等生のパンツを見た日の夜、道で遭遇したのは、死にかけた迷宮の番人で───。 モチベーション維持のため冒頭部分を公開。

急な悪天候によって下山出来ず、山小屋で夜を明かすことになった父子。真夜中、寒さに震えて目を覚ました息子――美濃吉は、その小屋にもう一人いることに気が付いた。

　百香の家族は、夏が近づいてくる時期に九州にあるおばあちゃんの家へと向かう。 　おじいちゃんの命日があるからだ。 　けれど百香は、おばあちゃんの家には行きたくなかった。あの古い家…

　自然災害により、地表が雪と氷に閉ざされた世界。 　「僕」は、最後に生き残った人々が暮らす「雲の町(クラウドシティ)」に辿り着くが、それまでの一切の記憶を失っていた。 　赤い服を…

「このご時世に彼女持ちがなんだというんだ。ぼっちじゃないメリクリのためにせめて日勤！」 神魔と人間が共生する現代日本。 神魔相手の事件を担当する「戦うおまわりさん」こと特殊部隊…

クリスマスの次の朝、家の外に黒ずくめの男の遺体が発見された。 その家に住む女の子は夜に見た黒影をサンタだ！と証言した。 現代ドラマ短編です ※冬の足音から改名

クリスマスの日の夕暮れ時。優弥は彼女である小百合にプレゼントを贈ろうと考えて花屋にいた。 店員さんに今の時期に良い花はないかと訊いたら。一輪の鈴蘭を勧められる。それを花束にしても…

冬の夜、マンションの9階のベランダから始まります。かなり軽度ですが残酷な描写があります。

女子高生の一暈禰が住む街には古くから伝わる風習があった。それは二百年に一度だけ氏神『イブキ様』に花嫁として若い人間を捧げるという物であった。暈禰はどこか別の世界の話であるように思…

夏のある夜、ふと立ち寄ったアンティークショップで入手したランプ。 それに明かりを灯すと、何故か涼しくなるという――。

孤独を抱えている女子中学生のクリスマスの日課は、甘いものを万引きすること。 14歳のクリスマスの夜、幸せの象徴であるケーキをコンビニで万引きすることに。 しかし、その場にはお爺さ…

　――怖がらないで。 　何も恐ろしいことなどありはしない。

一年間いい子にしていれば、サンタはプレゼントをくれるのです。