「少女主人公」を含む小説

私には一人、親友がいる。 いつもどこかを怪我していて、 私以外に「仲間」がいて、 私のプレゼントを受け取らない親友が。 大丈夫、それでいい――それでもいい。 私は言わないか…

同年代より 少しめんどくさがりで 少しマヨネーズが好きで かなり胸が大きくて 少し勇気がある そんなどこにでもいるような中学生の少女「赤崎みよね」 彼女はあるとき、交通事故に遭い…

カクヨムweb小説短編賞2019応募作

ローデンシアの王都で男の振りをして沢山の本に囲まれながら働く、言語オタクのアル。五つの言語を使いこなす伝説の賢者《言梯師》に憧れて過ごす日々だけど、近頃どうも王宮のなかがきな臭い…

「きっと見つかるよ。お願い事を叶えるのがわたしのお仕事だもん」 　星の魔女――それは願いを叶えるもの。 　‘蒼星’――彼女たちがそう呼ぶ太陽系に輝く青き惑星、地球。 　そこに配…

勇者の活躍によって魔王が倒されて数十年。世界は平和になったかのように思われた。 だが、魔王はまだ完全に滅びたわけでは無かった。肉体は滅びたが、その魂はどこかに転生したらしい。 勇…

国境近くの村に住むアイリーン 数年後、ただの村娘だった彼女は魔王の玉座に座すに至る 第一回こむら川小説大賞応募用書き下ろし作品

　生まれ持った力がある照井柊介（てるいしゅうすけ）は、かつて、幼なじみの久永千景（ひさながちかげ）を救えなかったことに絶望し、心を閉ざしていた。 　 　こんな人を壊す力は二度と使…

あらすじ 夢の挫折を味わいながらも夢をあきらめきれない女性の桜はある日不思議な人物と出会う。 それは自称魔法少女で桜に可能性の世界を見せるのだった。

　無口で、淡々としていて、休み時間はいつも本ばかり読んでいて。 　柏木さんはクラスで一番地味な女子と評判だった。 　でも俺だけが知っている。 　彼女の正体は魔法少女だった！ …

魔法少女、やらない？ 怪しいお姉さんに声をかけられて、私は魔法少女になった。魔法少女になりたかったわけじゃない。ただ、狙われているのが大好きなクラスメイトの女の子だって知ってし…

コーカソイドのような色素の薄さを持って生まれたクォーターの碧（あお）は、伯父に襲われ階段から足を踏み外した拍子に異世界へと迷い込む。厳しい太陽に晒されるこの国では色素の薄い人間を…

私には一人、大切な人がいる。 いつも私の怪我を心配してくれて、 私以外に「友だち」がいて、 私の秘密に気付いていない大切な人が。 仕方がない、それでいい――それしかなかった。 …

　〜これは、全てを失った男が再生する物語〜 『この世の真理』に到達し全てに絶望した賢者ユリウスは、人里離れた隠れ家で深い眠りに就いていた。　しかし、ふとした事で彼は少年の頃憧れて…

学校から家に帰る途中、ふいに制服に赤い染みがついているに気が付くーー。

雨宮虹輔(あまみやこうすけ)。24歳。社会人2年目。 彼の目下の悩みは、眠れないことだった。 学生時代に諦めた夢が捨てきれず、退屈な日常に満たされない心が、眠ることを拒絶していた…

子供や孫たちに囲まれて幸せに天寿を全うした《坂本雅子》は、異世界に魔法少女として蘇った。 おばあちゃんは世話焼きだし優しいし、甘えてくる男の子は(女の子だって)いつだって誰だっ…

脳筋系美少女、天才系美少女、守銭奴系美少女。破壊系美少女、女神超え美少女による日めくりコメディ。 会話劇、小説、シチュエーションコメディなど、毎日色々やってます。 小説家にな…

姫は言った。 　汝、我が家臣となるを心から希望するや。 　突然だったため男は一瞬、姫を凝視していた。 　状況を飲み込むと、膝を折って片手を胸に当てた。 「我、かく望む」 「我、今…

「宮代君、魔法少女になってくれないかしら？」 　宮代椎名は普通の男子高校生……のはずなのだが、どういう訳かクラスメイトの女子に魔法少女になれと命令される。 　身も心も男の子な宮代…