魔法少女は恋をしてないつもりです。
サケ/坂石遊作
柏木さんの正体
今に至るまで灰色の青春街道を歩き続けてきた俺だが、高校二年生の春、遂に色鮮やかな風が吹いた。
と言っても、別に恋人ができたわけではない。
好きな人ができたのだ。
俺にとって今までの人生が灰色だったのは、意中の相手がいなかったからだ。
初恋を知らない俺は、長い間、恋愛感情というものを理解できずにいた。
小学生くらいの年齢は、女性の方が精神的に成熟しているらしい。しかし我々男児だって中学生くらいになれば恋のひとつや二つするものである。だが俺はその例に漏れてしまったらしく、今まで色恋沙汰と全く縁がなかった。
修学旅行の恋バナは女子だけの特権ではない。男子だってやるものだ。
その輪の中に入れない苦痛といったら、男女共通のものだろう。
しかし、そんな俺にも、遂に好きな人ができた。
初恋である。
その相手は――――クラスで一番地味と評判な、
「おい、佐藤」
斜め前の席に座る柏木さんを、じっと見つめる。
現在、読書中である柏木さんの目元は、長い前髪で完全に隠れていた。おまけにスカートと靴下も長いため、足は殆ど露出していない。ブレザーはサイズこそ適正らしいが、きっちり着こなしてるわけでも、適度にアレンジしているわけでもなくなく、個性が全くなかった。アクセサリも一切身に付けていない。
「おーい、佐藤?」
要するに外見はどこにでもいる平凡な少女だ。
しかし、それでも俺は柏木さんのことが好きだった。
「佐藤!」
肩を叩かれ、振り返る。
そこには友人の男子生徒、林田がいた。
「なんだよ」
「昼休みだぞ。何さっきからぼーっとしてるんだよ」
林田の問いに、俺は柏木さんの方を見て答える。
「柏木さんを見てるんだよ。邪魔すんな」
「堂々と言うとキモいなぁー」
もう少しじっくり眺めたかったが、腹も減ってきたしこの辺りで止めることにする。
林田は俺が柏木さんに好意を抱いていることを知っていた。だからこその、このあっさりとした反応である。恋のノウハウを全く知らないペーパーラヴァーの俺でも、流石にこの手の話をする相手くらいは選ぶべきだと知っていた。
「しっかし、柏木さんのどこがいいんだか」
「林田……お前ってやつは本当に馬鹿だな」
「いやいや、どっちかっていうと俺の意見が多数派だからな」
じゃあその多数派が丸ごと馬鹿だ。
なんて言っても、俺が少数派であることに変わりはない。
「ぶっちゃけ、柏木さんってこう言っちゃなんだけど……地味じゃん。見た目は普通だし、性格も普通だし。いつも本ばかり読んでいるから無口な上、いざ話す時も淡々としているし……」
「……まあ、そうかもな」
確かに林田の言葉は正しい。
柏木さんは地味だ。クラスメイトの全員がそれを認めるだろう。その印象もあってか、俺以外の男子が柏木さんに惚れているという話は聞いたことがない。
柏木さんに惚れている俺も、正直、地味な見た目だとは思う。
ここまで突出して個性がないと、いっそ自分から個性を消しているのではないかと疑ってしまうほどだ。
まあ――多分、それは正解なのだろうけど。
「柏木さんが悪いわけじゃないけどさ……ほら、例えば隣のクラスにいるアリサちゃんとか、ああいう子なら気になるのも分かるんだけどな。アリサちゃんって、イギリス人とのクォーターでいかにもな金髪美少女だろ? アイドル性っていうかさ、そーゆー高嶺の花を掴み取ってこそ、真の男ってもんでしょ!」
「あの髪、染めてるらしいぞ」
「マジで!?」
嘘だ。早く話題を切り替えたいから嘘をついた。
しかしイギリス人は大体茶髪である。あながち的外れではないだろう。
「いいか、林田。大事なのは見た目じゃない。もっと、こう、心に刺さる魅力だ」
「じゃあ具体的に、佐藤は柏木さんの何に惚れたんだよ」
「……」
その問いに、俺は答えられなかった。
黙り込む俺を見て、林田は意地悪な笑みを浮かべる。
正直に……言うか?
いや、信じてもらえる筈がない。
――柏木さんは魔法少女なんだと言ったところで、信じてくれるわけがない。
顔を近づけてくる性悪男を無視して、俺は唇を引き結んだ。
「あ」
「おっ?」
不意に柏木さんが立ち上がり、教室から出た。
弁当を持っているわけでもなければ、財布を取り出した様子もない。
つまり、仕事だ。
「悪い、ちょっと用事思い出した」
「なんだよ逃げるのか~?」
「ノリが鬱陶しいぞ」
「はいはい。んじゃ先に購買行っとくわ」
俺は柏木さんの後を追うように教室を出た。
廊下の端に、彼女の背中姿が見える。
俺はゆっくりと、息を殺して彼女の後を追った。
予想通り――柏木さんは校舎の屋上へと馳せ参じようとしていた。
屋上へと続く階段は足音が響く。柏木さんのものと思しき一人分の足音がずっと聞こえていた。
ギィ、と古めかしい音が聞こえた。
柏木さんが屋上の扉を開いた音だ。俺もゆっくりと階段を上り、屋上へ向かう。
冷たくて重い、屋上への扉をこっそりと開く。
小さく開いた扉の先には、やはり予想通りの光景が広がっていた。
そこには柏木さんと、変な化物がいた。
地味で大人しくて、淡々としていると評判の柏木さんは、今……仮装パーティでも滅多に見ないほどの派手なドレスを纏っていた。薄緑の生地についた白いフリルが可愛らしい。しかし本人は極めて不機嫌そうな顔だ。
これこそが、柏木さんの秘密。
彼女は昼休みになると屋上で魔法少女に変身して、化物と戦っているのだ。
『グルォォォォォォォォォッ!』
今日の化物は腕が四本あるゴリラのような姿をしていた。
化物の鋭い双眸が彼女を睨む。次の瞬間、毛むくじゃらな体躯が柏木さんへ迫った。
化物の巨大な腕が、柏木さん目掛けて振り下ろされる。
しかし柏木さんは冷静に、その手に持った玩具みたいな杖を突き出し――。
「……てい」
『グエェッ!?』
魔法も呪文もくそったれもない。
ドスッと鈍い音とともに、杖の先端が化物の喉笛に突き刺さった。
「……まじかる、びへっど」
柏木さんが何かを唱えると、キラリと杖が光った。
刹那、化物の首は飛んだ。
彼女の得意技の一つ、マジカルビヘッドだ。
ビヘッドとは英語で斬首という意味らしい。以前気になったので調べてみた。
柏木さんはブラックなノリが好きなようだ。
「終わった」
小さく吐息を零し、柏木さんは即座に魔法少女のコスチュームを解除する。
一瞬だけ全身が光ると、次の瞬間にはいつも通りの制服姿に戻っていた。
後はもう、いつもどおり。
俺は柏木さんに悟られる前に退散し、柏木さんも何事も無かったかのように教室へ戻る。
最初は勿論、驚いた。柏木さんの変身にも驚いたが、化物の存在にはもっと驚いた。
しかし慣れとは恐ろしいもので、今では化物なんて全く眼中にない。俺の目は全神経を柏木さんに集中するようになってしまった。
――今日も素敵だった。
家に帰ったら日記でしっかりと記録しておこう。
最近の楽しみは、その日記を書くことと、その日記を読み返すことだ。
どうやら柏木さんはいつも戦っているあの化物、放置すれば人々を脅かす存在となるらしい。
そんな危ない敵と毎日戦っている柏木さんを、俺は心の底から尊敬していた。
地味と噂されても気にすることなく。
誰かの目に留まらなくても、皆のために戦い続ける。
俺はそんな柏木さんに、惚れていた。
「おーい、佐藤」
階段を下りて購買に向かうと、林田が手を振って俺を呼んだ。
「遅かったな、パン買っといたぞ」
「さんきゅー」
焼きそばパンとコロッケパンを受け取り、俺は礼を言う。
そのまま二人で教室に戻った。
「で、結局、柏木さんの魅力って何なんだ?」
「さーな」
暫くすると柏木さんも教室に帰ってくる。
林田はパンをかじりながら、柏木さんを横目で見た。
「やっぱ、よく分かんねぇな」
「お前に柏木さんの魅力が分かってたまるか」
「うるせぇヘタレ。告白する勇気ないくせに」
「……そのうち、する」
いつになるかは分からない。
そもそも俺は、彼女がどういう経緯で魔法少女になったのかも分からない。
しかし、言い訳かもしれないが、俺が柏木さんの正体に気づいたのは先月のことであり、まだ距離を詰める段階ではないと思う。
もう少し、遠くから眺めるだけでもいいだろう。
◆
◇
◆
変身を解き、いつもの制服姿に戻る。
首を刎ねられたゴリラのような化物が、黒い粒子となって姿を消した。
「……はぁ」
本日の責務はこれにて終了。
中途半端な疲労感に、思わず溜息が零れる。
まだ教室に戻る気分じゃない。
私は屋上の端に腰を下ろし、空を仰ぎ見た。
私は、友達が欲しかった。
更に欲張れば……仲間が欲しかった。
この世界には、魔法少女と呼ばれる者が存在する。
私はその一人であり、高校に通いながら仕事をこなしている。
魔法少女歴は長い。私は幼い頃から魔法少女として働いていた。
子供の頃は魔法少女であることが誇らしかった。しかし今となっては面倒で、ついでに言うとちょっぴり寂しいとも感じる。
一人で魔法少女だなんて、寂しいにも程がある。
かの有名な魔法少女系アニメも初代は二人組で始まり、今では五人組で活動しているというのに、私はたった一人で毎日化物と戦っていた。マスコットキャラはいないようだし、人目につくことも禁止されている。
本当に、誰か来て欲しい。
せめてもう一人、魔法少女がいてくれたら――――。
そう思ったら、変な男子が来た。
一ヶ月前。
いつも通り屋上で化物と戦っていると、彼は唐突に現れた。
名前は佐藤。クラスメイトの男子である。
特に目立つ点もない、女子の間でもあまり話題にならないような、平凡な男子だった。
佐藤君は屋上の扉を開いて、変身した私の姿を見た後、すぐに扉を閉めた。
それで誤魔化せたと思っているのだろう。残念ながらバレバレだ。
誰か来て欲しいとは思ったけれど、いざ来てみれば痛感した。
流石に普通の男子はいらない。
寂しさが紛れるどころか、その日の夜は一晩中頭を抱えていた。冷静に考えれば、同級生に魔法少女をやっていることがバレるだなんて、洒落にならないくらいの恥である。私のコスチュームはやたらと派手で、そもそも知り合いに見られていい姿ではなかった。
後日。
私は佐藤君を警戒して登校した。
もし言い触らされていれば――全員、魔法で記憶を消してやるつもりだった。
でも、そんな不安とは裏腹に、彼は私のことを誰にも話していなかった。
平々凡々の見た目のくせに、女子たちの間でも全く話題にならないくせに、口は人一倍固いようだった。
しかし、その代わりに――彼は事あるごとに、私に付き纏った。
私が気づいていないとでも思っているのだろうか。
屋上へと向かう階段。あそこは足音が良く響く。
私は隠れる必要がないから堂々と階段を上るけど、彼は私を追って無用心に階段を上っていた。
お陰様で、屋上へ行く時は、必ず背後から佐藤君の足音が聞こえる。
「お帰り、柏木」
「……ただいま」
教室へ帰還した私を待ち受けていたのは、恋バナ好きの友人、間宮さんだった。
恋なんて、魔法少女の仕事に手一杯な私には無縁も良いところだ。きっと間宮さんは自由に学生生活を満喫しているのだろう。そう思うと複雑な気分になる。
「ねえねえ柏木、私、さっき聞いちゃったんだけどさ」
「また誰かの恋バナ? 私、あんまり恋愛には興味ないんだけど」
「えー、でもー……彼のことなんだけどなー……」
そう言って、間宮さんは教室の片隅で食事している男子生徒の方を見た。
クラスメイトの林田と楽しげに談笑しているその人物は――佐藤君。
私の正体を知っている、佐藤君だ。
「……聞く」
秘密を握られているのだ。
彼の動向には常に気を配らねばならない。
恋とかそういうのは、一切関係ない。
「そう言うと思った。アンタ、佐藤には興味津々だもんね」
「別にそういうわけじゃないけれど」
「へ~。まあ佐藤はアンタに興味津々だと思うけどね」
「……そういうわけでも、ないと思う」
しかし彼が私に注目しているのは確かだ。
私の弱みを握って何をするつもりだろうか。今はまだ接触してこないが、いずれ下卑た要求をしてくるかもしれない。
「それで話を戻すけど。……さっきアンタが本を読んでいる間に、佐藤が言ってたんだけどさ」
「うん」
「別にアンタの容姿には惚れてないんだってさ」
「……うん?」
え、なにそれ。
それって、私の容姿が悪いってこと?
確かに、私はあまり容姿を気にする性分じゃない。
だから容姿に自信はないけれど……。
そんなにはっきりと言われると、ちょっと、傷つく。
「佐藤の奴、柏木とあんまり話してるの見たことないし、どうせ外見だけで惚れたんだろうなーと思っていたけれど、そうじゃなかったみたいね。……よかったじゃん。あいつ、見た目で人を選ぶような奴じゃなさそうよ」
ていうか、いつも私を付け回しているくせに。
容姿が気に入らない? なにそれ、直接言えばいいのに。
大体、気に入らないならどうしてつきまとう?
意味が分からない。
「……って、おーい。聞いてるー?」
でも……そうなんだ。
私の見た目は、好きじゃないんだ……。
佐藤君の好みは私じゃない。
何故だろう。その事実に、どうしようもなく腹が立つ。
「間宮さん」
「なに?」
「私の見た目って、そんなに変?」
「変ってわけじゃないけど……本気で改善する気があるなら、まずはその長い前髪をどうにかした方がいいんじゃない? 目元まで伸びてるし、顔の半分隠れてるようなものじゃん」
「分かった。じゃあ切る」
「え、切るの?」
間宮さんが目を丸くして驚いた。
「駄目なの?」
「いや、駄目ってわけじゃないけど……半分、冗談のつもりで言ってた。だって今までずっとその長さだったじゃん」
「別にこだわりがあるわけじゃない」
「まあ、そうかもしれないけど。……あーあ、佐藤の奴、明日から焦るだろうなー」
「……? 焦るって、どういう意味?」
「内緒。アンタって自分の魅力を自覚してないよね」
間宮さんは良く分からないことを呟いた。
「オススメの美容院、教えて」
「はいはい。ちょっと待ってね」
間宮さんがスマホを取り出し、行きつけの美容院を教えてくれる。
電話番号をメモした私はすぐに立ち上がった。
「予約してくる」
そう言って教室を出る。
「アンタ、興味ないどころか絶賛恋愛中じゃない……」
背後で間宮さんが何かを呟いたような気がした。
翌日。
スッキリとした額に違和感を覚えながら、私は登校した。
まだ授業に余裕のある時間帯だ。
しかし私は知っている。彼は電車通学しており、時刻表の都合でいつも余裕をもって登校していた。
……ほら、いた。
下足箱を通った先に、佐藤君の姿があった。
彼とは毎朝この時間に顔を合わせている。
もっとも、お互い声をかけることはないけれど。
折角なので、ちょっと近づいてみようと思う。
決して、先日の一件を気にしているわけではない。
別に、彼にどう思われようが私は気にしないのだ。
この前髪も、彼を気にして切ったわけではない。
でも、どうやって声を掛けようか。
適当でいいか。クラスメイトなんだし、普通に挨拶しても問題ないだろう。
「……お、おはょぅ」
失態。
何だか、情けない挨拶になってしまった。
何でだろう、急に物凄く緊張した。
帰りたい。
顔が赤くなっているのが分かる。
「……」
佐藤君はピシリと石像の如く硬直した。
やっぱり、変な子だと思われてしまったか。
「あ、ああ。おはよう。その……か、髪切った?」
「え、ええ。ちょっと前髪を切った程度だけど……」
気づいてもらえた。
私が髪を切ったこと、ちゃんと気づいてくれた。
「あー、えーっと……その、似合ってるよ」
「そ、そう」
ニヤケそうになる顔を、何とか押さえ込む。
どうして頬が緩んでいるのだろうか。……多分、褒められたからだろう。
人は容姿を褒められるだけで、こんなにも幸せな気分になれるのか。
全国の美人さんは、いつもこんな気分を味わっているのか。
「そ、それじゃあ柏木さん、またあとで」
手を軽く振って立ち去る彼。
私は彼の遠ざかる背中を、暫くぼーっと眺めていた。
「……私も、教室に行かないと」
彼の姿が見えなくなってから、私も歩き出す。
何だか妙に足が軽い。
今なら魔法でこの街を消し飛ばせそうだ。
「あっ」
ふと、教室の入口にいる見知った男子が目に入った。
確か佐藤君と仲が良い、林田という生徒だ。
偶々機嫌が良かった私は、気さくな挨拶をする。
「おはよう」
「ん? ああ、おは……よ、う……っ!?」
林田は私の姿を見るなり、目を見開き、尋常ではないくらい驚愕した。
その様子を見て、ふと気づく。
――あれ? もしかして私、変?
一応、今朝、鏡の前で確認したけれど、それほど違和感のある髪型ではない筈だ。
しかしよく思い出してみれば、家を出てからやたらと注目されていたような気がする。
もしかすると私はとんでもない勘違いをしていたのではないだろうか。
先程の彼の感想「似合っている」も、ただのお世辞ではないだろうか。
だとすると、死にたい。
血の気が引く感触に包まれながら、私はすぐにトイレへ向かった。
きっと今の私の顔は相当、青褪めているのだろう。
◇
◆
◇
「佐藤! おい佐藤! か、柏木さん、なんであんなに可愛くなってるんだよ!?」
「し、知らねえよ! 俺だって驚いてるんだ!」
「女が突然変わるって言うと……やっぱ恋か?」
「……」
「じょ、冗談だって、そう落ち込むなよ」
「……こ、こうなったらもう、今すぐにでも俺の気持ちを……」
魔法少女は恋をしてないつもりです。 サケ/坂石遊作 @sakashu
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