「２０１８」を含む小説

2018年俳誌協会第二回新人賞落選15句を改めてタイトルをつけてアップしました。

「流氷姫は微笑まない」の導入にしようと思って書いた一節です。同じく2018年前半の作。 「狐の家族」にも接続しているので前置きとしてうってつけなんじゃないかと。 テーマ的にはキャ…

　冬の日本海、試験中に消息を絶ったロシア軍の肢闘・ドルフィン２機が日本の護衛艦の前に浮上、亡命の受け入れを求める。しかしいくら呼びかけても乗員は機体の外に姿を現さない。それはでき…

青い信号機が河原の側の道で逆方向を向いていた。 台風が方向を変えたのだ。 中学三年生の終わりから、高校一年生の一年間ちょっと付き合って別れた彼女。 それでも「僕」は、彼女のこと…

詳細は、「朗読コンサート」シリーズ　の動画リンクを御覧ください　（発起人：甲斐聖子） 2017/03/26： https://youtu.be/wuuXnjcUvTM 2017/…

この恋を楽観視できるほど無知な子供ではなかったし、全ての悪意を跳ね返せるほど強い大人にもなれなかった。 悔しくて、情けなくて、苦しい。 子供にも大人にもなりきれない俺た…

冷凍睡眠（コールドスリープ）――生命活動を止め、老化を防いで、未来に目覚めさせることのできる技術。 幼馴染は来週にそれを受けると言う。病気の治療のためにはそれしかない。だけど………

暑く、気怠い夏。そんな毎日に、こんな一日を挟むのはどうだろうか？森へ森林浴、冷たい川に身を浸す。川の中の景色に、世界に魅入られるのはどうだろう。そんなお話しです。 一人称を書いて…

クリームも入っていない、何もかかっていない、さくっとしたオールドファッションが食べたくて書きました。 (ハチさんの曲とは関係ありませんがいい曲ですよね) カクヨム甲子園2…

カミサマから〈特性〉を与えられた僕等は、カミサマを知らず今日まで生きていた。 そんな僕等への転校生は、３年前に死んだ恋人——清水純花だった。

君との最後の夏、俺はどんな想いだったのだろう。 君は、どんな想いで俺と過ごしていたのだろう。 高校三年生の夏。大切な人を亡くした青年の話。

　ジョン・エドワーズは朝一番の冷たい水で顔を洗う事が日課の男だった。 　その日の朝も朝一番の冷たい、まだ眠りたいと愚図る瞼を一瞬で聞き分けが良くなる冷たい水で顔を洗い朝の身支度を…

喩えれば喩えるほどわからなくなる……。 そのわからなさだけが、物語の推進力になる！ ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　http://tm…

不死身の男と、ごく普通のOLの純愛物語。 時は2021年。 江戸時代後期に生まれ、明治時代で不死身になった男は、遂に平成という時代すらも越えてしまった。 『あと何年、生きれば…

2018年6月執筆。

Twitterで良く見る　#ＲＴしたら小説を読みます。 今からＲＴしたら小説を読みます企画をやろうとする人　この企画に便乗する人。 ちょっと待て。 一度落ち着け。 そしてこのエッ…

とっても短いです 気軽に立ち寄ってください カクヨム甲子園2018ショートストーリー部門応募予定作品です

私の今の現状を綴っただけの話。 何も怖いことはないと、自分に言い聞かせたのは何年前からだったのでしょう。 最近のこともあまり覚えていない。 女子高生ってそんなものじゃないで…

　受験勉強中の浪人生「小林昭人」は、出来のよい彼女とのギャップに苦しんでいた。 彼女は彼と同じ工業高校を卒業後すぐに就職。AIを創る会社に入社をした。 その後、工業高校時代から情…

２０１８年、９月４日に襲来した台風２１号での被害について語ります。