「カクヨムWeb小説短編賞」を含む小説

作者のみなさん、注目です！　激しい論争の続いていた問題がついに決着！？ 「カクヨムWeb小説短編賞2022」中間選考通過作品（笑）。

容姿も性格も他人に誇れるものは何もない女、立村美桜(たちむら みお)。 彼女は大学卒業後、チョコレート工場で非正規労働者として一人暮らしをしていた。 人として、女として、向上…

谷岡賢志は家事代行サービスに所属する若き家政夫。この仕事に就くきっかけとなった高校時代の出来事と、その後就職してから体験した２つの“別れ”のお話です。 KAC2021の『約束』…

　2,000文字程度のサクッと読めるライトSFです。 　どこまでも広がる悪意の「網」――それに囚われたら？ 　この物語はフィクションですが、もしかしたら近い将来起こりうるかもしれ…

とある社会人グループが居酒屋にいた。 互いに笑みを交わし合い、他愛もない会話をしてジョッキを重ねていた。 どこにでもあるプライベートな光景だ。 だが楽しいはずの飲み会が、気…

羽間(はざま)が外を出歩いていると、当然空から鳩が落ちてきた。 その鳩が自分のことをハトさんと呼んでほしいと喋ったため、驚きながらも羽間は話す鳩と共に自宅へと戻ることにする。 …

大国シュテンブルの王ウィルマーを敬愛している宰相ノーマンドは、この愛が報われない事を承知している。それ故に騎士パトリアスの告白を受け入れるが、王は何故かノーマンドを束縛するように…

猿轡とは。 猿と馬は相性が良くて、猿がいると馬が大人しくなる。よって、口をふさぐ、といった意味で「猿轡（さるぐつわ）」と言われるようになった。 ……ふうん。語源はほのぼのしたも…

道重真宵(みちしげまよい)は、今年の夏から東京の高校生。 父親の仕事の都合で都内の学校に転校した彼女は、都会に憧れていたのもあって新しい高校生活を楽しみにしていた。 コミュニ…

　とある友人に渡すつもりで書くだけ書いて、結局渡せないままの駄文。 　　 　まったく余計なお世話で、こんなことになんの意味もなくて、お前に何がわかるんだと言われれば口をつぐむし…

沢井花奈(さわい かな)は、絵を描くことが好きな高校一年生だ。 花奈は絵の中に、レイネという青い髪の少女を、長らく描き続けてきた。 終わりかけの春。花奈は、実在しないはずのレ…

【カクヨムWEB小説短編賞2022参加作品】 高校1年生、竹内和奏は学校生活に疲れを感じていた。 そんなある秋の放課後、和奏は魔法使いの館のような、趣ある一軒の古びたカフェを発見…

谷岡賢志は家事代行サービスに所属する若き家政夫。今回お手伝いするのはイクメンを自認する山形悠也。でも、育児はそんなに簡単じゃなくて…… KAC2021の『父になった日』『ゴール…

過去に『私』の身に起きた、今でも鮮明に思い出せるほどに印象的な出来事です。

谷岡賢志(けんじ)は家事代行サービスに所属する若き家政夫。彼が初めてひとりで担当することになったのはおひとりさま歴が少し長くなって生活にメリハリが無くなった三十代後半の女性工藤三…

「カクヨムWeb小説短編賞2022」 　中間選考通過作品（23年3月） 　三国志演義のネタキャラ：劉禅への転生。 　『救いようのない阿斗』と後世で蔑まれるけど、知識無双で歴史改…

　いい加減な小説投稿サイトの運営を始めた会社の行く末は……。 　現実味のない、あり得ない話なのでファンタジーに分類しました。 　カクヨムWeb小説短編賞2022のエンタメ短編小…

その国には災厄の娘がいる。彼女が泣けば天は荒れ、地が揺れる。彼女が負の感情を抱けば、国に災厄がもたらされる。 彼女は外に出られないから、外の世界、外の国の話を求めた。 そんな彼女…

神様であるコトノハは、今日も言葉の世界を旅する。それを見つめ続けることが自らの使命だと、そう思いながら―― ＊「カクヨムWeb小説短編賞(エンタメ短編小説部門)」への応募作品で…

　小田切信吾は、聖母の石像に祈りを捧げていた。 　愛する妻子が、交通事故に遭遇したからだった…… ※ カクヨムWeb小説短編賞2022応募作品です。