父が少年時代に読んだ民話の読書感想文。こんな民話はないと当時の教師に一蹴された暗い過去を取り戻すため、父と息子は……。
なんかちょっといい話っぽくはじまる本作ですが、とたんに藤子不二雄ばりのSFへ転換。そこから怒涛のドラゴンボールばりのバトルへ雪崩れ込む。
アホな小説と一笑に付すことは容易ですが、その完成度が高く、突飛なはずのその情景がまるで目に浮かぶよう。
演技派の名優が、全力で演じるコメディーの如く、笑える……!
しかもなんか、ラストが歴史の真実みたいになっているけど、……んなことあるかいっ!
いや、やっぱあるのかなぁ?