「見たくない 短編」を含む小説

風が壁の様にその場に留まっている場所がある。 そんな噂を聞いて訪れたのはバギーに乗った二人組で後ろには荷物を載せていてそれをロープで縛って固定していた。 事前に情報を知らなければ…

お前も見てみろよ

　ある国で、僕はワクワクドリームプログラムの研究開発プロジェクトの責任者として、日々仕事をしている。そのプログラムにより、人間は三つの夢を見ていて、それぞれでマルチバース的に人生…

怪談が大好きな裏島 琴音（うらしま ことね）は、推しの怪談師である卒塔婆トシヲ（そとば としを）のライブを見に行った。舞台上で怪談を話す卒塔婆トシヲの横には見知らぬ女性が立ってい…

あらすじ 主人公の宮木春樹（みやぎ はるき)は社会人三ヶ月目で、慣れない日々に苦労していた。そこで一人暮らしをする日に妹の冬花（ふゆか）に渡された切れた電球を使い過去を見て気分を…

夕焼けを見に冒険に出かけたら、雨が降ってきた。 雨宿りしながら、お弁当を広げて、少し眠ったらまた歩きだそう

「星空」「ラーメン」「音楽会」の三題噺。 音楽会で星空の映像を見た渡辺は、帰りにラーメンを食べようとしたら星空が映っていてどうしようとなる、すこしふしぎ物語。 5分で読める200…

ふるさとの田舎道。 アパートの一室。 雨の降る何処かで。 先日見た脈絡の無い夢の内容を、一本のお話にまとめました。 ※投げ銭アプリなどでの使用OK。 ※作者名は明記（厳守）。 …

朝倉に裏口入学させてもらったことで高校に入学できた主人公だが、その代わりに朝倉が制作したロボットの世話をしなければならなくなった。うっすら機械が嫌いな主人公が、嫌々ながらもロボッ…

　俺にはずっと好きな子がいた。でもその子は別の子が好きだった。 　俺に似た容姿だけど、俺とは正反対の子。俺はそいつをすごく恨んだし、羨ましかった。 　だから、あんな約束を結んだ…

4月1日にやまだはUFOを見ました。

ちょっと汚いお話なので食事中のかた、苦手なかたはお立ち寄りはお控えしてください。

咲弥花（さやか）は、いつも上から目線で正論を言う双子の姉、風莉（かざり）が嫌いだった。それなのに姉は彼女を「守る」と言って消えてしまった――。 大学に進学した咲弥花が見た黒い子供…

推しがいなくなりました。 ------------------------------------ 前に夢で見たことを小説にしてみました。グループ名とか個々の名前は適当に変えてま…

KAC2024の最後のお題を予想して考えてたのを描いてみました（笑）８作目の８００字ショートショートはSFでもホラーでもありません（笑）短いながらも、彼女の心情が少しでも表現でき…

最近、巷で話題になっている「マンホールの巡礼者」 マンホールの上で祈り、恍惚な表情を浮かべ、次第にそこから離れられなくなる人々。 彼、彼女らは一体何を見て、聞いて、どんな体験をし…

視線って、怖いですよね。

【あらすじ】まだ、プロペラ飛行機という乗り物ができて十数年ほどの時代。 　少年アルテルは、冒険家の父を飛行機の事故で亡くし、次いで母親も病のため失い天涯孤独の身の上となる。 　当…

　僕は晴太。１１歳だ。 　将来は、清水エスパルスのボランチになる、って決めてる。 　夜中に目が覚めて眠れなくなった僕は、こっそり家を抜け出して三保の灯台に向かっていた。 　灯…

就職をきっかけにして、上京してきた私。 彼と賃貸を借りて住もうと思うんだ。 遠距離恋愛をしてたから、その分恋も熟成してね。 そう思っていたけども……。 不動産屋で対応をしてく…