「現代 妖怪」を含む小説

色々なジャンルの短いお話しを、思いつくままに。 全て一話、読み切りです。 一話目・・少し変わった姉とその弟の日常をほのぼのと書いてみよう！ 二話目・・獣と人の何気ない交わり…

日本にも魔王と呼ばれる存在はいる。『魔王・山本五郎左衛門』妖怪の眷属を従える大妖怪。そんな魔王であるが口癖のようにこう言うーー「退屈だ。」現代の日本は化学文明が急発達し、人間は強…

楓の住む町の不思議な噂 「午前2時から開く喫茶店が裏通りにあるらしい」 どこの裏通りかは知らないが… 「…ってうちの真裏じゃん！」 出会ったのは変人奇人な華月さん。 黒髪ロング…

妖怪。日本古来より民話や伝承などで伝えられてきた、人知では計り知れない存在。 産まれてきてから約二十年、ごく平凡に過ごしてきた青年は、ある日を境に人ならざるモノが視えるようになっ…

目視できない透明な腕を生やす超能力を持っている私は、高校進学を機に故郷から遠く離れた古都で一人暮らしを始めることになった。 観光がてら街に繰り出した私は、奇妙な怪物とそれと対峙す…

　魔の怪異――怪魔を操り、『使い魔』として使役する怪魔師なる職が溢れる現代社会。 　十七歳の青年・東日下春夢は、怪魔師を目指し日夜足掻く。 　全ては自身を破門した家系を見返したい…

辺境の村で妖怪退治を生業にする「先生」。そんな先生の下へ、今日も妖怪絡みの厄介ごとが持ち込まれる。人に仇為す山奥の鬼を退治するため、先生は山へ赴くのだが…。 ファンタジーの部…

【予告編】 「お伊勢参り？」ドライヴァ――すばるに疑問の声。 「はい」地図を辿る巫女袴、美少女女天狗あすかの指先。 「参拝ルート？」無数の関門を眺めるナヴィゲータ――疾風。 「外…

所謂ブラック研究室というところだ。大学院生の戸川南月（23）は日々のパワハラで疲れ切っていたところ、不運にも事故に遭う。そして目覚めた時、彼は闘うJKになっていた！しかも巫女属性…

蒸し暑い夜。僕は唐突に自分の正体を知った。僕はボールを食べる妖怪だった。 「たま」に魅せられた奇人たちの物語は、やがて血みどろの生存闘争へと発展していく。

妖怪。それは恐ろしい存在。 他人とは違う存在にして得体の知れない深淵。 と思った？ あなたの知らない色々な妖怪が世界には居る。 しかし、それを不思議とは思わないでくれ。 何故な…

雨季。濁流に飲まれた人々の御魂を喰らいに、大海から龍が流れを遡ってくる。 その時期を前にして、龍返しの折り媛に選ばれる陰陽博士として活動していた四季すみれは、龍の眷属を封じる人型…

　『鬼の社のあくまさん』──それはとある町で、まことしやかに囁かれる噂。あるいは都市伝説。 　彼に気に入られれば願いを叶えてもらえるが、彼に気に入られなければ、食べられてしまうの…

　科学が限界を迎えてから実に三百年経った、2843年秋のこと。 　改造巫女服にサイドテールがトレードマーク、桜花の巫女がここに見参。ある時には祈り、お団子に顔を綻ばせ、親友に抱…

京都府、雨の鞍馬山の中、一人の少女が迷っている。 その目の前に現われたのは、黒のセーラー服。 セーラー服･･･セーラー服！？ 鵺の影を追う少女と 白髪天狗を追う少女。 因果…

平凡な男子高校生である鷹神春人は、夏休み初日、吸血鬼の始祖、アイリス＝ラミア＝フェルトと出会う。 最強の鬼、酒吞童子（しゅてんどうじ）に、吸血鬼の力の源泉である心臓を奪われた彼…

妖怪に好かれる体質の大学生・浅田侑平。彼を取り巻く妖怪たちとの日常は？ 『妖し輪廻』スピンオフ集。どこから読んでも楽しめます(*'ω'*)

妖怪の所為。 そんな言葉が流行った現代、昔からの妖怪は今、一体何をしているのでしょうか？ 現代化に押し潰されそうな妖怪達の現実の物語。

記憶、感情、そして人であること。 目を覚ました少年は多くの物を失っていた。 新たに与えられた名前はオオムラサキ。 虫の妖として生まれ変わった彼を中心に、現代の妖と陰陽師の物語はゆ…

人の小指に結ばれた、赤い糸が見える私。現在の日課は、片思い相手の高橋を遠目に眺めること。 というのも、彼の赤い糸は、私に繋がっていないのだ。 赤い糸が結ばれていない相手とは、絶対…