「おとぎ話」を含む小説

舞台は２０３０年、経済が崩壊し、大暴動によって荒廃した日本国。 瀬戸内海に面した町で、ひとりの少年が、犬とともに故郷と家族を蹂躙する巨悪に立ち向かう物語です。 主人公の長男の手記…

死は忌み嫌われ、それ故に墓地も忌み嫌われ。 墓守の仕事をする者も、それにふさわしい、生まれながらに醜い男が選ばれた。 誰も来ない墓地で、男は一人、孤独に生きていた。 白い花を持っ…

会社員の蒲生 悠《がもう　ゆう》は渓流釣りに行った帰りに、足を滑らせて底の見えない洞窟の中を落下してしまう。 黄金に輝き、大炎に囲まれたその空間で悠は１匹の深紅の龍と出会う。悠…

【ゴールデンウイーク10日間　連続更新】 これは、現代版『桃太郎』か？ おとぎ系青春アクション、開幕。 思春期の精神が刃物となる刀化現象（とうかげんしょう）を発症した主人公・…

鳥にまつわるおとぎ話です。 1.「アホウドリ・オスティナータ」 2.「ペンギン・ギャング」 3.「フェニクス・パラドクス」

全部書きたい事を自分の中でくみ取って、精査して少しずつ書いていける見通しが自分自身つかないので、 草稿にもなっていなくて何がなんだかかと思うのですが、、 箇条書きの骨組みの段階で…

なんとなく路地裏に落ちていたランプを持ち帰った俺は、冗談交じりにおとぎ話みたいのノリでランプを三回こすってみた。すると本当にランプの妖精が出てきて―― 「あんたの願い、私が叶えて…

竜宮城から帰ってきた浦島太郎と亀の心温まるヒューマンドラマ＆社会の暗部を抉るサスペンス＆乙姫殺人事件の謎を解くミステリ＆ノーベル文学賞ものの感動作！ などということは一切ない、フ…

いろんな童話やら昔話やらを主人公以外の視点から見てみようとしました。超不定期更新です。 自主企画「『浦島太郎』ネタで習い事」様参加用の作品は第11話「海辺の浅知恵」です。

魔法と科学が発展した世界。そんな世界には不思議なおとぎ話があった。 森の賢者は鋼鉄の森に住む。 探検家達はこのおとぎ話の場所を探して世界を探し回った何百年と。 そして科学技術の発…

黄金の羊が生まれたのなら、大切に育てなさい。 その羊は、ある羊飼いの少年と、黄金の竜の、友情の証なのだから。 ――星を喰らった竜の前に、少年は剣を片手に立ち塞がった。 ※こ…

カッパのキュー太郎がおぼれかけた人間の少女を助けたことから、人間社会に入ることになり、元々泳ぎが得意なことから水泳の選手なって騒動が起きていきます。

〈あらすじ〉 鬼頭桃汰は、あだ名が「桃太郎」のごく普通の高校生。しかしある日、桃汰の目の前に現れたのは、本物の桃太郎だった。彼は桃汰に、桃太郎を代わってほしいと頼んできて――!?…

心身に障害を抱え、家族より冷遇されて生きていた童話作家の『わたし』。ある日彼の部屋を訪れた少女は不思議な力を持っていた。愛を欲する無邪気な少女に『わたし』は次第に惹かれていくが、…

俺の名前はナル。 ナルシストではなく愚者という意味だ。 もちろん偽名だが、こんな偽名を使っているのには理由がある。 おとぎ話に出てくるようなエルフみたいな長寿…

昔話「鼠の嫁入り」のパロディー

創作とんち昔話

私の自宅は魔王城だ。父は魔王を名乗り、私を勇者だと称するけれど、おとぎ話じゃないんだからと呆れてしまう。 けれども国の外では、魔王と勇者が溢れ返っているらしい。唖然とする中、異世…

海の向うの新大陸の開拓に全世界が夢中になっていた頃、 新大陸での競争に出遅れた北の国ノスアルク王国である島が発見された。 そこは、おとぎ話の生き物だったドラゴンや魔法の力が実在す…