「夢 月」を含む小説

7首、鳥の連作です。ふらっとちらっとお読みください。 初夏に発行したネットプリントに載せたものです。 2023年11月の東京文フリで、武田ひかさんと本を出します。 こんな短歌も…

とある時代の、とある場所。 何気ない世界の……けれど、誰かにとっては特別な場所で紡がれる、五つの物語。 ・彼女の名前 月に一度だけ出会う“彼女”と、自分でも気づいていない密か…

統合失調症をテーマに現代ドラマを書いています。 “どうしたら、失敗や罪を許されるのか” “病気を抱えどのように生きるのか” が永遠の題材です。 主人公の名前は月菜（つくな）。 …

今回のお話は、ミステリーでありながら、オカルト色もあり、少し異色なお話になっています。大学を一緒に卒業した仲間が盛岡の奥の田舎に帰ったその２年後、遊びに行ったのだが、その村が過疎…

大学時代に気になっていた女の子がいて、一年の時に大学をやめて、田舎に帰っていったのだが、その彼女が、遊びに来たいというので、三日ほどデートをすることになった。その時は何もなかった…

須川が大学時代に経験した恋愛や、友達とのことなどを、たまに夢に見て思い出すことがある。そんな中で、途中に記憶喪失になったりして、気が付けば、そんな頃のことを夢に見るようになってい…

「貴女は、『ユラ』という、いわば天から選ばれた子なの」 「……はぁ！？」 ――これは、ある少女が仲間たちと共にガールズアカペラバンドを結成し成長する物語、のはずだったが…… …

遠藤蒼月は突如として夢と現実が交錯する現象に巻き込まれる。そこで夢幻の守護者によって夢の存在や歴史などが語られる。そして夢と現実のバランスを保つ夢響をコントロールする3つのコアを…

美女が集まる結婚相談所『泡沫の夢』は、都内の森の中にある不思議な館。 月に一度だけ、完全予約制の隠れ家レストランとしても営業をしている。 支配人は男装の麗人スワロウ。 …

夢というのは、誰もが見るものであり、夢については、いろいろな思いがあることだろう。坂崎はその日、箱庭の夢を見て、そこから西洋の城であったり、マトリョーシカなどの発想が次々に連想さ…

この小説はある男の半生であるが、このお話はドキュメンタリーと言ってもいいかも知れない。ただ、作者はノンフィクションは小説ではないと思っている。そういう意味で、この作品はあくまでも…

ＡＶ女優をやっていた晴香は、ＡＶ引退後、女優を目指していたが、事務所の意向でアイドルユニットを組むことになった。そこで偶然、一人のアイドルのマネージャーが、かつて自分に影響のあっ…

主人公の隼人は、いちかという女性と付き合っていて、つかさという女性も気になっていた。過去に見た映画を思い出すと、その映画はタイムスリップもので、過去に誘った人間に、何をさせようと…

Ｆ大学の研究所で、難病克服治療薬を開発していた。それを盗みだそうとした人がいて、 それが防犯カメラに収められていた。同じ頃、大学の学生が殺されるという事件が起こったが、どうも関係…

夏至を迎え、そろそろ七夕シーズンなので、織姫の心境に近付いたつもりで詠み始めました。 7月7日だけは、勝手に織姫様になりきって怒涛の投稿をしますので、よろしかったら、お付き合い下…

今回のお話は、耽美主義というものを言い訳のように使って、二人の男性と二人の女性の生き方を夢の中という世界を使って考えるような作品になっています。「世の中というものが、実は無双では…

画家の夢を諦めきれない青年、色波透。 海で出会った少女、来海瑠奈に透は 瑠奈からインスピレーションをもらい 画家大賞展に出す絵を新たに描き始めていく。 そんな瑠奈とささやかな儚い…

街の公園で、一人のホームレスが殺された。そのホームレスの捜査を受け持った辰巳刑事は、新聞記者から、知り合いから同業者が行方不明になっていると聞かされた。少し捜査した時点で二つの事…

「叶えたい夢.....かぁ。」 私は後ろにある月まで体を仰け反らせて伸びをする。 そして、その月の横にあるちっちゃくて、それでいて真っ赤な星と目を合わせた。 「昔一つあったよ。今…