「図書館？」を含む小説

去る2022年9月11日、2年ぶりに井原鉄道に乗車しました。 目的は、前回と一緒で、沿線の井原市及び矢掛町の図書館への新著の寄贈。 ～　昨年は、コロナのため、リモート（レターパッ…

今から約50億年後、水素を使い切った太陽は膨大な光と熱を地球に送り、地球は乾き切った砂の惑星になるとの事。 そんな終末の地球で奇跡の様に時が遡り、惑星自体が若返ったら… お楽…

2022年7月1日に小説のシリーズ3作目を発売。 約1か月、知人と近場の図書館を中心に営業活動をいたしておりました。 さて、7月も晦日の31日・日曜日。 久々に、瀬戸内市立図書…

突如現れた東京湾を埋め尽くすほどの大図書館。 この日を境に世界は大きく歪んでいく。 次々と人類を襲うシナリオに、何やら見覚えがあるものが多くて....??

『本が大好きな主人公と、本を独り占めしたい少女の出会い』 ——主人公は近頃不思議な夢を見る。花畑に一人の少女が現れて、それらを楽しそうに踏み荒らしていく夢。 ある日少女が転校…

古事記の海幸山幸神話を背景に紡がれる、少年とあの戦争で行われた回天作戦を巡るファンタジー作品。 14歳の海野悠馬は潜水士の父を亡くし、あの星の鈴が鳴る灯台で、日向神話を語り継いで…

中学生の宮本優は、学校で月に一度出版される生徒による短編小説集が大好きだった。図書館の司書さんに背中を押されたこともあり、勇気を出して投稿すると、一作品目にして大きな評価を受ける…

前書きにも載せておりますが、本書は南部叢書刊行会により出版された、旧南部藩内の風土記や歴史などが記載された歴史書の現代語版になります。 なおセンター試験レベルを越える古文漢文は不…

小説家になりたい。 そんな淡い夢を抱いたのはいつだったか。 体が弱く、まともに動けない幼少期は本に没頭したからか。 中学生になった彼女は体を休める、という名目で都心から田舎へ移り…

二十八歳の美奈子は、福引で当てたタイムマシン利用券を使って、六年前にオーバーワークで疲弊していた二十二歳の美奈子を救いにいく。二人で焼肉を食べるという、六年前の約束を果たすために…

当市は人口3万人前後、周囲を山に囲まれた盆地に立地しています。近世農山村を前身にする町村が漸次合併して誕生した街であるようです。 小学校が7つ、中学校が3つ、普通高校が1つと農業…

室町時代後期に成立したとされる異類婚姻（怪婚）譚「かざしの姫君（菊の精物語）」の現代語訳を試みます。テクストは新日本古典文学大系54『室町物語集 上』所収の「かざしの姫君」（市古…

　人と話すのが大の苦手なマイは、富詩木中学校への入学式、地震で倒れてきた二宮金次郎の像にぶつかりそうになったところを、同級生のリンに助けられる。あっけにとられるマイは、その場に現…

～序章のあらすじ～ 　ある日の授業中、転入して二週間が経過した高校のクラスメイト達と共に異世界へ召喚されてしまった主人公、風銀理愛。 　異世界へ召喚される際に於ける事前準備として…

西宮瑠衣(にしみやるい)は金髪美少女で幼馴染でもある東條六花(とうじょうりっか) に振り回される。 「重そうだな、その荷物運ぶの手伝おうか？」 「いいわよバカ！学校では話しかけ…

わんこ後輩×クーデレ先輩+不良同級生の一途で不器用な三角関係。 高校3年の水島は、今日もひとりで利用者のいない図書館で過ごしていた。その場所で、名前も学年も分からない男子生徒か…

暑い夏の中、図書館での出来事。 時々会う少女、空ちゃんとのお話

　初めて書いたので読んで下さい。 敬語苦手だ頑張ります。

「友人の体から〝糸〟が伸びている」という相談が『不可思議なレファレンス』に依頼された。 　不可思議なレファレンス担当——御前と書いてミサキは、普段はおなじ図書館に併設されたカフ…