「古」を含む小説

古に存在していたという北の小さな島国アイデリア。 狼が祖先であるという伝説を持つ一族が治め、文明に頼らず狩猟を中心とした素朴な生活を守っていたとされる。 しかし、８００年ほど前に…

私、古宵コトは、妖が視える。 そして、神様に嫌われている私。そんな私を救ってくれた、桜の精霊、想桜さん。妖と人間の恋は禁忌だけど、それでも私は想桜さんが…。 妖と人間の禁忌の恋…

これは、人智を超えた危険な現象――領怪神犯に立ち向かう役人たちの記録。 この世には、理解不能な神々が引き起こす超常現象がある。 善悪では測れず、だが確かに人々の安寧を脅かすそれ…

幼い頃に事故に遭った日から、他人の数分先の未来を視る能力を得た牧村　優莉(まきむら　ゆうり)。 その力のせいで、彼女は自身の周りに起きる不幸が見えるようになってしまい、その結末も…

賢者様に才を見出されたルカは、歴代最年少で王立古文書研究学院に入学する。 第二王子・セルジュにすら生意気な態度を取るルカは、同期の貴族たちから浮いた存在となるが、躊躇なく己の信念…

都会の荒波に嫌気が差し、テレワークをきっかけに少し田舎の古民家に引っ越すことに決めた美奈穂。不動産屋で悶着したあとに、家を無くして困っている春陽と出会う。 ひょんなことから意気投…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330667844930426 　題名は「ル…

真に大きな器は、ランキングに振りまわされたりしない。

　こちらは、スニーカー大賞金賞作『腕を失くした璃々栖』発売を記念して、当時の古地図で璃々栖と皆無が歩いた街並みを解説したり、著者の明治サブ（SUB）が実際に歩いたりするものです。…

バトルあり、日常あり、協調性……なし？ 　幼い頃、とある妖怪に襲われて両親を失った古々乃木供助は、仇を討つべく復讐を誓う。 　人に害を生む霊や妖怪を祓う職業、払い屋。昔から霊感…

魔法学校で剣と魔法だけでなく武芸や諸学に通じた少年ケイ・ローンは 田舎の村で冒険者兼私塾を開いていた。 彼がそんな事をできたのは、古の滅んだ神が生み出したスキルである英雄保育者…

現在、NOVELDAYSにて 現代SFミステリー：偶然を装う必然か【霊ろ刻物語（上）継承の章】で公開中のためカクヨムはお休みしています。 https://novel.daysn…

※カクヨムWeb小説短編賞2022中間選考通過作品。 風流をこよなく愛する武芸者、榊清十郎は、自由に諸国を巡る風来坊である。 ある時夕立に降られ、雨宿りした桜の古木の下で、気…

豊かで平和な王国に住んでいた王子は、古に封印された魔族の復活によって祖国を滅ぼされる。 国を追われ騎士と神子と隠れ里に逃げ込んだ王子は、そこで国に関わる秘密と封印された剣を手にす…

歴史的価値の高い古井戸を守る兵士のお話。

　雪の降る夕刻前。 　天神聖治は帰宅の途についていた。 　そこに姉の弥生が迎えに来る。傘を持っていなかった弟を心配してのことだった。 　二人連れ添っての時に、聖治は弥生に提案する…

数年前に人々の暮らす現世と魔界の境界線を破った魔王、ママルマ。 そんな魔王を倒す事に成功した勇者シール。 もう、魔界と現世が繋がらない様にシールは、持ち前の膨大な魔力で結界を張…

掘削工事の現場から、多面体の奇妙なオブジェが発見された。 それは強大な力を持った古の陰陽師による造形物だった。 種々の生ける駒を使役する混沌の遊具が、千年の時を越え、現代日本へと…

過去へ届けたいこの思い。

13世紀、中国。300年続いた大宋帝国が滅びを迎えつつある時代に、武林に覇を唱えんとする稀代の女剣士“紅雪公主”は、自身が率いる“牙門”の剣士たちに、一本の剣を捜すよう命じていた…