「僕には」を含む小説

シュールな人間の世界にご案内。 これは、僕の実体験からの話し。 こんな人もいるんです。

君はぶっきらぼうで中々愛を伝えようとしない。それでも僕は君を愛する。 何度季節が巡っても。

僕にとって、夏はただ暑いだけだ。 宇宙人が侵略に来るわけでもなく、不思議な力に目覚めるわけでもない。 ただ暑いだけ。でも、その暑さがどこか心地よかった。 これは、シンデレラ…

現代日本は平和すぎるッ！！ まあ、暖かいご飯、家庭があるから文句は無いけど 良くて《平和だがつまらなすぎる世界》だろう って思ってた時期が僕にもありました。 なんやかんやあっ…

孫が科学を学ぶことを嫌う女性。それは、かつて暮らした村で座敷牢を見たことがあったからだった。 この短編小説は、僕が書いているダーク百合短編集『夕喰に昏い百合を添えて』のなかの１…

私と王子の結婚前夜、ある女性が訪ねて来た。 彼女は王子の元婚約者で、死んだはずだった。突然の再会に王子は喜び、私に言った。 「僕が間違っていた。君との婚約は破棄したい。国も出て行…

これは『僕』が生まれる前の話

表情がない少年はみんなから嫌われている。 梅雨の時期、少年は雨の降る道端で水たまりに自分の姿をうつした。 すると、水たまりにうつった自分の顔が、雨粒によって歪んだ。 それは…

　彼女の部屋はいつも綺麗に整理整頓されているのに、その日はソファーの上に見慣れない物体が、これ見よがしに置かれていた。 　鈍感な僕でも理解できた。これはプロポーズを急かされている…

共働き家庭で生まれた僕と、日本全国を飛び回ってなかなか家に帰ってこない父 学校の作文をきっかけに、他人の様だった二人が少しずつ家族になっていく

水無月のとある日。 生まれ落ちた少年と少女。 生まれる前に散った少女。 そんな少年と、双子の姉妹の儚い青春の一幕。 ＊休日執筆の為更新ペースは不定期です ＊ハーメルンにも投…

感動して。 コメントを書きたいけど。 何か。 ずれている気がして。 ためらって。 しまいますよね。 僕も。 そうで。 星だけを置いて。 そっと、過ぎ去ります。 カクヨム…

お互い似ていた僕とけんちゃん。 二人は小学校を卒業した１５年後、偶然再会する。　

[僕]は聴覚障害のある両親と過ごすなか、だんだんと自分は｢どうぐ｣として使われていると感じはじめると同時に夢の中で少女に出会う

ヒーローオタクである事以外はごくごく普通の高校生、加樫木玄斗。 彼には誰かのために頑張る人たちを支える存在になりたいという夢があった。 しかし、運悪く事故で死んでしまった彼は異…

奇病を持つ4人のシェアハウスでの物語。 「何でこんなにも胸が痛いの…」 「ずっと居るって言ったのに」 「僕じゃダメなんだね…」 「最初から気付いていたのに」 4人の思いは交差し、…

巧は交際していた女の浮気現場を目撃し、別れを切り出します。 破局した直後に、ある女の子と出会います。 登場人物 巧　本作の主人公　こっぴどいフラれ方をして、女に積極的になれない…