何度も、何度でも

大崎 健人

第1話

会いたいと願う言葉を口にする度に君は何処か遠くに行ってしまうような気がする。

何度手を伸ばしても君は手を振り払い、話す回数もどんどん減ってしまう。

そんな態度に僕もイライラして素っ気ない態度を取ってしまう。でも、別れるのが怖いからそれが恋愛だと納得して心の中の枯葉が溜まっていく。たった一言、好きだと伝えてくれればそれでいい。僕が望んでいるのはその言葉だ。


秋の風のような君に、後悔のない僕の心を伝えたい。

これは僕の1年間の物語。

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