「いやホラーかも」を含む小説

　小学生の陽太には美月という名前の妹がいる。美月は生まれつき喘息を煩っていたため、母親が美月ばかり甘やかしていることを陽太は少なからず不満に思っていた。 　そんなある日、陽太のク…

太ってきた私はダイエットを始めた。 まずは習慣化しやすいようにウォーキングだ。 あれ？勝手知ったる道なのに夜だと意外に怖いじゃないか。

夏休みが始まってからというもの、僕のドッペルゲンガーを見かける人が出始めた。彼は果たして僕なのか。

初投稿です。

信じ難いくらい安値だけど買う？ 親切そうな相手だから心配なし？ 床に落ちてる長い髪は誰のだろ？ 昨日まで無かったこのシミなに？ ドアの鍵はちゃんとかけたかな？ このメールは友人か…

「もう那津樹(なつき)にぃとはお話ししないっす！」 妹の菜々花からそう宣言され、傷心中の那津樹は気晴らしにバ美肉VTuber『狐蛇那(こだな)マナ』としてネット活動を始めた。 …

私の名前は近藤　楓（こんどう　かえで）。七陣小学校に通う小学五年生で、図書委員をしています。そんな私が放課後の図書室で出会ったのは、ミステリアスな少女の神隠　葵（かみかくし　あお…

前回公開した「池にいるもの」の別バージョンです。もともとの構想はこちらだったのですが、力不足でまとめきれず前回のストーリーに変更しました。しかし元の展開でも書いてみたくなり、今回…

大丈夫おじさんは、夕方から夜の間だけ、困っている子どもの前に現れる。 大丈夫おじさんに困っていることを相談すると、にっこり笑って「大丈夫だよ」と言ってくれる。 すると悩んでいたこ…

10年前。 俺はひとりの狐のお面の子供に出会い聞かれた。 「あめーいるー？」

　二〇一九年の夏、八月十四日。 　――ミシシッピ州、ジャクソン・ヴィル郊外。 　ミシェルは以前から、どこからともなく見られている視線に悩まされていた。それはどこへ逃げても追っ…

地下都市パンデモニウム。そこは罪人が送られる場所。 救われることも、還ることもできない罪人たちが、破滅に向かおうとしているこの世界で馬鹿騒ぎする話。

気付くと、辺りは暗闇が続く世界に立っていた。 見渡すと、そこらかしこに、壊れた人形が積まれている。積まれた人形は一本道を作るように、その場に鎮座する。 程なく歩くと、道の中央に古…

「異界宴」へようこそ。この恐怖の宴では、通常の現実が歪み、未知の存在が蠢く。不可思議な世界へと足を踏み入れ、呪われた物語が紡がれます。彼らは異界の饗宴で自らの心の闇と直面しなけれ…

【第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト（ボイスドラマ部門）参加作品】 呪物の呪いを受けた少女――影内ミホシ。 呪物を蒐集する謎の少女――鬼林マギカ。 とある丑の刻、暗い…

あらすじ 冥界へ行けず彷徨う凶悪な怪異は、いつしか居場所を求めた。人間の都合を知りもせず勝手に空間に住み着き占拠、もとい“縄張り”を手に入れた怪異は『空間怪異』と呼ばれ、心霊現…

新田まどかアパレル販売のアルバイトの19歳だ。 ある日タンスを購入したが… 短編なので読んで見て下さいね。

決して気を許してはいけない。

山あいの温泉町で暮らす半グレ三人組は、ある月夜にひょんなことから一丁の拳銃を手に入れる。 そして三人は自分たちにも理由が分からぬまま、拳銃をめぐって殺し合いを始める…

5分で読める短編小説。幸せって何。現代を生きる姉妹の選択。人生をやり直したい、その思いの先には……望む未来が待っている。※ホラーではありません。 少しでも「悪くないね」と思った…