タンス

浜田まひる

第1話

 私はスマートフォンの画面を見つめながらフリマアプリを見ていた。

私は丁度タンスが欲しくなっていたからだ。

私は1件のタンスに目が止まっていた。

まだ新しい茶色のタンスはキレイで、しかも無料となっていた。

しかも出品者が家まで車で配達してくれて部屋まで運んでくれると書いてあったのだ。

私はすぐに購入ボタンを押していたのだ。


 私新田まどかアパレル関係の販売のアルバイトをしている19歳の女性だ。

出品者からは、すぐにメッセージが届いていた。

(明日の20時に配達したい)との事だった。

私はすぐに(はい大丈夫です)と返信をしていた。


 そして翌日2人の男性が私の部屋までタンスを運んでくれた。

しかもタンスの位置まで運んでくれていた。

私は無料なので「本当にありがとうございます」とお礼を言っていた。

男2人は、引きつった顔で「大事に使って下さいね、ありがとうございました。」と言って急いで帰って行った。


 私はタンスに洋服等をしまっていた。

私は(こんなにキレイなタンスなのに無料だなんて…)と不思議に思っていた。

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