第2話
その日の夜私はベッドで眠っていた。
その時タンスがガタガタと音をたてていた。
私は目が覚めていたが身体が動かないでいた。
私は(何?金縛り?)と恐怖していた。
タンスの引き出しがガタッと開いてタンスの中から白い手の様な物が見えていた。
私は「キャーーー」と悲鳴を挙げていた。
次の日も夜中の同じ時間になるとタンスからガタッガタッと音がしてきた。
そしてまたタンスの引き出しが開いて手が出てきた。
私は、さすがに怖いので、すぐに翌朝リサイクルショップに電話をして、そのタンスを買い取って貰った。
私は安心して(今日はゆっくりと眠れる)と思っていた。
私は深い眠りについていた。
すると身体が重い私の上に誰かが乗っかっている。
私は怖くて目が開けられない。
私は勇気を出して目を開けると、そこには髪の毛の長い女が私をギロッと睨んでいた。
女は「私のタンス…私のタンスを返してーーー」
私は「タンスは、もう、ここにはないから消えてーーー」と叫んでいた。
するとピタリと身体が軽くなっていた。
その日以来あの女は現れなくなっていた。
あの女は、あのタンスを今も探し続けているのでしょうか?
一体あのタンスは何だったのでしょうか?
今でも、あのタンスの事を思い出すと怖くなります。
完
タンス 浜田まひる @mahiru8
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