「忘れたくない 恋愛」を含む小説

あの夏の夜、彼と交した最後の言葉を私は今も忘れていない

高校二年生のナツキには仲の良い幼なじみがいた。 近所に住む女の子で名前はカスミと言う。 幼い頃、毎日と言っていいほどよく遊んでいた。 彼女の妹、アヤメも一緒に遊ぶことがあった…

大学1年生の桐崎雪は体育学部の1年生笹原蓮と毎日部活の後体育館でバスケットボールで1on1をしていた。そんな蓮に雪は片想いをしていた。しかし夏の終わり頃から体調を崩し始め病院に行…

中学三年生のゆうみは、ある日家の鍵をどこかへなくしてしまった。 仕方なく教室で親友のうさぎと二人、時間をつぶしていた。 時間も時間だしそろそろ帰ろうと言い出す彼女たちの前に、空飛…

突然いなくなった先輩のことを忘れられないまま数年が経った。先輩から貰った香水をつけたとき、音楽を聴いた時や小説を読んだ時。僕の日常には先輩で溢れていた。 最後のワンプッシュを振り…

家出した女子高生がお姉さんに拾われる話です。百合のタグはつけていますが恋愛要素は薄めです。

眠っていた僕の前にそれは現れた。 それは光沢があり、艶やかで血色もよく、まるで生身の人間のようだった。 突然やって来た幽霊の少女。 彼女は記憶が欠け、ここに来た理由を忘れている…

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

雨の降る肌寒い秋の夕方のこと、高校2年生の夏宮鏡子は傘を忘れたせいで校舎から出ることが出来ずにいた。 そこに小学生からの友人である深草菜穂が合流、一本の傘の下、二人は久しぶ…

仙人大戦により環境だけが改変された世界。 力をなくした元仙人のフォンユーと、彼を救うために年齢を与えて幼くなってしまったリーチィの物語。 某アニメ脚本の公募のために描いたのが、…

記憶に残る歌はありますか？歌と記憶は結びやすいもの。愛しい人と歌を、噛み締めるお話。

クエントはスペイン語で「物語」。このシリーズでは小説ネオテニーの登場人物のスピンオフや本編では語れなかったサイドストーリー、あるいは、かれらをストーリーテラーや狂言回しとする短編…

　主人公・藤木悠真は幼少期の事故で感情を司る大脳辺縁系を損傷し、人を「好き」になる気持ちを失ってしまう。大学生になった今も、恋愛に憧れつつも人を「好き」になれない自分に嫌悪感を抱…

侯爵令嬢ジュリアの専属従者になったレックス。 始めて会った時に自分に向けられた笑顔が忘れられず、レックスは使用人としての自分の思いを殺し、彼女を一生守ると心に誓う。 その後ジュリ…

外科医の刀麻が、さらわれた先で出会った混血女性は、「清らか」を意味する名前の情婦。 死別した恋人を今も心の何処かで忘れられずにいる彼を動かしたのは、その激しい母性だった。 この…

大聖女サーシャは、勇者パーティー崩壊の危機を救うべく勇者を転移させたら自分も？ ブラック過ぎる扱いに疲れ果てていた彼女は、念願のカフェに転移していた。スローライフを送る決心をした…

_______人魚姫 あるところに美しい人魚姫がおりました。 彼女は人間の世界の王子に恋をして、魔女に願い、魔女に美しい『声』を渡した代わりに人間の『足』を手に入れました。 …

時系列整理のため、カクヨムだけのエピソードを書いています。【なろう累計15万PVより少しずつ引っ越し】5年付き合った彼女を寝取られた男が金髪美少女を拾う話

遠い異国に嫁いできた王女・テヘナ。結婚相手で〝化け物〟と噂される国王・シウバと「どうせなら愛し愛される仲に」と望むが、彼の態度はつれないばかりか、どうやら忘れられない女性が居るよ…