「記憶 夢」を含む小説

　母親の入院した病院の屋上で、昴は自称神様と出会う。少女の姿をした、自称神様は、彼に願いごとを叶えてあげると言う。 　昴はそれを信じられないまま、今日も少女との邂逅をする。 　七…

「第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」出展作品の転載です。 唐突に氷河期を迎え、氷に閉ざされつつある地球で、一人の偏屈な博士が冷凍睡眠の道を選んだ。 その傍らには、…

大学卒業後、結婚したが夫の借金と浮気により離婚し、挙句の果てに病気になり病院に行くと、突然の癌宣告。自暴自棄になるが前向きに生きることを決心して頑張っていたある日、突然異世界に転…

ふと夢現に見て感じた景色。 それは猫として生きた何度かの生。 あれはただの夢だったのか、それとも… 胡蝶の夢ならぬ、野良猫の夢。 あの子は一体何を探して旅していたのだろう…

思い出せない記憶や苦しい美意識へ。やり返したい今や希望のない未来へ。切なさを抱えた4人の扉は…… 認知症の女性は、大切な何かを忘れている――(一,箱庭にて) …

記憶を持ったまま異世界に転生したんだけど、なんか俺魔王に生まれちゃったみたい。 おまけに人間に拾われちゃうし。王さまとかはいらないけど、ここはチート使って前世からの夢のスローライ…

プロローグのあらすじ長いので書きます ゲームの世界のアトランティス大陸が現代に繋がっていて、虹神様というゲームの主人公ポジションが裏ボスにラスボスが倒された事により前世の記憶持ち…

“私”には妙な記憶がある。夢のような現実のような、はっきりしない不思議な出来事。確か小学二年生の夏、地震を感じて夜中に飛び起きた“私”は、隣で寝ている母がぴくりとも動かないことに…

生まれつき体が悪い少年は現実世界で辛い生活を送ってきた。 しかしある日の放課後、立て続けに理解不明の事態に襲われる。 自分の記憶の中にある複数の記憶。それは夢か現実か。 最…

心臓病を患っている鈴也は、幼い頃からたまに見た夢を脚色しながら物語にして、ライトノベルの作品として投稿しようと書き始めた。 そんなある日……鈴也は小説を書き始めたのが切っ掛けで…

気付けば見慣れぬ景色。 どこで負ったか分からない大怪我。 何より自分が何者か思い出せない。 どこで生活していたかの記憶が無い。 目の前の出来事は現実なのか夢なのか。 僕は何も知ら…

主人公は香原木俊介。刑事です。少年時代に特殊な体験をして賢くなり、植物を研究して、木の年輪が保存している映像を取り出す機器を作ります。木は目の前で起きている出来事を記憶できるんで…

異世界の塔に幽閉された訳ありの黒髪令嬢・カグヤは、夢を見ていた。 『いつか〝白馬に乗った王子様〟があたしをここから連れ出してくれるはず――』 予言めいた満月の夜。 ひとりぼっ…

これは記憶を失った者の宝探しみたいなものだ。 僕は助けられて学生時代を過ごした。 でも、もうそんな記憶はない。 あるのは記憶を失った事と夢に出てくる彼女の事だけ。 その夢を小説…

五行五木（ごぎょう・いつき）は高校一年生。ちょっと違うところはあるが、おおむね平凡な高校生。入学後初めての夏休みを迎えていた。毎日部活動に参加し、課題も計画通りに進めていた中、学…

高校２年生の結々(ゆゆ)は古典歴史が大嫌い。ある日いつも通り漢文の授業で寝ると、その夢は授業で習った漢文の世界だった、？知らないはずの昔の世界を知る楽しさに気づいていく結々。でも…

汐里は32歳。4年付き合った彼と、別れたばかり。その上不治の病に侵されていた。高校の頃からの思い出を心の中でなぞっていく。 自分で壊してしまった宝物のような居場所へ、今帰りたいと…

神が残した奇跡”波動”と、波動の落し子が巻き起こす物語。 出自に翻弄されるその少女と記憶を失った少年の出会いは偶然か、それとも宿命に導かれし必然か。 神を呪い、世界を掌握せんと覇…

　美咲の旅支度を済ませ、宿に戻ったフィリーネ、アンナ、美咲の三人。 　宿に戻り一息吐いていると、美咲が突然二人にとあるお願いをしてきたのだが……。 ※このお話は、忘れられ師シリ…

魔族と人間の和睦と共存をめざした最凶最悪の魔王ゼイン。 　勇者との決戦にて敗北をしてしまうが、共存の夢を捨てきれず、配下に内緒で魔王城から姿を消す。 　――しかし目を覚ますと名前…