「くせもの」を含む小説

仕切りたがるわりに幹事はしない。 こだわりが強いくせに幹事はしない。 口出しは人一倍なのに幹事はやはりしない。

やめておけば良かったなんて、わかってた。それでも好きになったのは、貴方があんな風に笑うから、優しくするから。 私だけだって思いたいじゃない。 こんな気持ち、初めてかもしれないって…

世界征服を成し遂げた前々代魔王、〝アグドゥ・シス・ドルマ〟。今は隠居生活を送っているが、なにやら不満げな様子……？ 「だから言ってんだろ!?俺は、〝優しさ〟なんて持ってねぇよ!…

勇者「なんで魔法使いのくせにそんな大きな斧使ってんだよ」 魔法使い「最近は魔法使いもちからの時代なのさー」 遠い昔に滅んだはずの魔王。 その魔王が今復活を遂げようとしていた。…

地方から東京へやってきた夏帆と、東京で生まれ育った敦子の、「武蔵野」でのひととき。 角川武蔵野文学賞応募作品です。

中二の夏、僕は見知らぬ女子高生と不思議な出会いを体験した。 ―――ペットボトルが繋ぐ縁。 それが僕と明日美さんとの出逢いだった。 中坊男子と女子高生の不思議な往復書簡物語です。…

異世界へ転移した時に駄女神の手違いで桐島和人（きりしまかずと）の能力は異常になってしまった。 本当はしんがりを無事にこなせるくらいの強さにする筈だったがその域はもう既に騎士王を…

誰でも知りたがっているくせに、ちょっと聞きにくい“現実逃避”についておしえましょう。

【つれづれなる日々のおわり】編 私、座敷童と申します。大変です。一夜にして家が失くなってました。たかが通信規格のくせして時空を超越する10G回線を保有する友人のA氏は妖しく笑いま…

深夜３時にという 一番読まれにくい時間帯に 投稿するという、 深夜テンションのノリで 見切り発車もいいところの 暴挙に出ました。 どうでもいいことしか 書けないくせに。 …

比較的リア充な高校二年生—村上　大貴は、ひょんなことから、 クソまじめな生徒会委委員—周　清華がエロ漫画家だと知ってしまった。 それからというもの、周は大貴にアニメやエロゲを…

幼稚園の頃、俺、荒木健人は幼なじみの凛に恋をした。いじめられているところを凛は『ケンちゃんをいじめるな！』と庇ってくれ、そこからもうベタ惚れである。 俺は今一人暮らしをしているの…

玉鬘蓬（たまかづらよもぎ）の朝は早い。 　五時五十分。目が覚める。 　しかしすぐには起き上がらない。それこそ、箱を空けると小さい箱があって（ryだったり、濁って濁ってでんぷんがな…

へびの獣人である主様は小心者で臆病者なヘタレだ。 遠い国から番様を探し求めてきたくせに屋敷に閉じ籠ってばかりで、番様に出会うことを恐れている。 そんな主様の行く末を、私達使用人は…

食品から電化製品に至るまで、とにかく魅力的な商品が並ぶお店。 なにからなにまで揃っているくせになにひとつ売らないことから、店主は巷で「売らない師」と呼ばれているらしい。 そんな風…

里美は付き合っていた彼氏、憲司に別れを告げた。 忙しいという彼を信じていたけれど、私から別れを告げる前に……きっと私は半分捨てられていたんだ。 「私のことなんてもうなんとも思…

　みどりの瞳は別世界を映す鏡だ。 　──誰がそんなことを言い出したのだろうか。今となっては分からない。あまりにも一般に普及していて、誰も“はじめ”を知ろうとしないから。そのくせ誰…

祝祭(カルネヴァーレ)　の舞台と人物紹介 《舞台》 　十二世紀　威尼斯《ヴェネツィア》共和国 　海上交易都市国家 　基督《キリスト》教国でありながら、希臘《ギリシア》正教を国教…

エルフのくせに肉ばかりを喰らい シルフィードのくせに風邪を引き 女王のくせに前線を駆け回り 女神のくせにその能力を性欲の解消にしか使わない。 こんな連中しかいない 作者も含めて完…