「短編 中学生」を含む小説

しとしとと降る雨。中学生の私の部屋にやってきたのはつるぺかの頭に黒い袈裟の坊主。「拙僧、照る照る坊主と申す」どうやら、この坊主は、てるてる坊主の扱いについて物申したいらしい。

『✕』２ －あらすじー 江戸時代から続くマッドな科学者家系〔バベル科学〕の、成人年齢を過ぎているはずなのに、高校生と中学生にしか見えない双子の兄と妹──兄の『久留田 未雷』妹の…

　――これは、僕らの「なんでもない」物語。 　僕こと育哉(いくや)、ある日、隣に引っ越して来た英璃(えいり)と出逢う。その頃、小学生だったふたりはある時から登下校を一緒にする…

怪力を誇る与一、全身防護服のトッコ、特殊捜査官のクニ子とクニ夫。 彼らの目的はただ一つ、校舎に取り残された中学生を救うこと。

昼間に母親に吐いた暴言を後悔しつつも、どうすれば良いのか分からず、いつものように家を抜け出し、夜の公園で一息つく少年。 その前に現れたのは―― ※物語の構成上、古い母親像…

ある夏の日。私は冷房の効いた涼しい部屋から、汗だくで歩く中学生を眺めていた。私は、その子達を眺めながら、あの夏の出来事を思い出した。それは、とても不思議で、説明も出来ない出来事だ…

猫が捨てられる所を見た、中学生の早崎卓は猫を拾う。そこから始まる不思議な1ヶ月、卓の選択は、、、

中学3年生の枯芝見風には、花咲紫苑という幼稚園の頃からの幼馴染がいた。 紫苑のとある告白をきっかけに、二人の距離は離れてしまうのだが、水泳の補習授業で彼らはもう一度顔を合わせるこ…

第15回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画参加作品：テーマ「くだらない勇気」 中学生男子は、おおむね暇を持て余している。 だが同時に、無謀なまでの勇気も持て余している。 「…

大学生の夜雨静月(よさめ しずく)にとって、7月7日――七夕とは一年で一番嫌いな日だった。中学生の時の苦い記憶が今でも彼女を憂鬱にさせるからだ。 でも、今年はいつもと違った。…

「ねぇ、愛してるゲームって知ってる？」 「ああ、あれね。愛情を示しても何も起こらず、話のネタにされてからかわれるだけの悲しき余興ね」 「いや、言い方〜マジ」 「実際そうだろ？」 …

今日はうずらちゃんとの映画館デート。見るのは俺の大好きなスーパーヒーロー映画の新作。待ち合わせに来たうずらちゃんは今日も飛びっきりに可愛い！後でお小遣いアップしとこっかな笑 映画…

授業が始まる一時間以上前に来て、誰もいない教室の空気を味わうのが趣味の少女はある日、同級生が角オナしているところを目撃してしまう。しかもそれは自分の机で...

フルダイブするゲームが当たり前となった時代、中学生である大智はついに好きな人が出来た。その相手はヒカリさんという、大智がプレイするゲームのキャラクターであり、人工知能を持つ少女だ…

白昼の校長室でおきた、さほど重大でもないコソ泥騒動。優等生ゆえに犯行をうたがわれたぼくに謎を解くつもりはなかったのだが、校舎裏の水辺で不思議な女の子に出会ったことから、事件とぼく…

晴翔《ハルト》……主人公。中学生。動物が苦手なのになぜか妖狐のヨウコに好かれている。昔、犬にイタズラされたのがトラウマ。 妖狐のヨウコちゃん……白狐のむすめ。人間の姿での見た目…

中学２年生の小春が所属する美術部は、毎年６月になると七夕をテーマに巨大な絵を合作します。その制作中、誰かが予定にない要素を描き足していきました。しかもとてつもなく上手い、一体誰が？

生徒たちから人気のある先生は、普段からジャージ姿やテニスウエア姿でいることが多く、さっぱりした性格で気さくな人である。そんな先生に対し、僕は密かな恋心を抱いていた。 しかし先生と…

2023年2月15日発売の『５分で読書　だれにも言えない恋』にこちらの作品を収録して頂けることとなりました！ 全8編が収録された短編集となります。 どうぞよろしくお願いします！ …

「５分で読書」短編小説コンテスト2022応募作品です。 隣の席の星野のもとに届いた差出人不明のラブレター。 これだけを手がかりに、青木は差出人が誰なのか推理を始める。