「猫じゃないかも」を含む小説

俺は彼女のことが大好きである。 触れれば赤らむ頬も、猫のように擦り寄ってくるさまも可愛くて堪らない。 けれど彼女は所謂オトモダチである。 「恋愛は面倒臭くて。」 なんてまるで…

2024年5月19日（日）に名古屋市志段味図書館にて開催された創作ワークショップで書いたもの（に少し手を入れたもの）です。 主催・とりまとめの虹乃ノランさんのページはこちら→ht…

和風の作品です

小さい頃から最も苦手な生き物が 蝶なのです。 ところがこの頃は年をとったせいなのか 少しだけ好きになってきた気がします。 はい、ほんの少しだけ。 そんなような、蝶々とわたしの物…

朝おんして猫耳少女になった、TS猫耳Vtuber黒寝こはくの何気ない日常のお話。 遊んだり、わからせたり、極稀にお外に行ったり、愉快でゆる～い感じのやつ。 ↓デビューするまで…

　二月二十九日。　 　地元の中学校に通う、水原早紀。彼女は今日、十五歳の誕生日を迎えた。 　うるう年に生まれた彼女にとって、この日は特別な日。 　同級生から祝福されたあと、早紀は…

温泉が大好きな小6の雨水由衣は学校帰り「明日温泉に行ける－」と、ルンルン気分で歩いていたら、車にはねられそうな猫を助ける。しかしその猫は、猫に化けていた異世界の神様だった。 助け…

　 　とある異世界の宇宙には、「化物界」と呼ばれる１つの星があった。そこに暮らすのは、人間の姿、化物の姿に変身することのできる亜人。 　化物の姿と能力で、他の星との戦いを繰り広…

気が付くと剣と魔法の世界で、猫の亜人へと生まれ変わっていた！？残っていた前世の記憶や倫理観のせいで、生まれ育った裏稼業の一族に上手く馴染めず、落ちこぼれの烙印を押された俺は、表の…

彼岸花に手招きされ猫ににらまれ僕はムンクの『叫び』のようにたちすくむ。

　遥か昔に神様が決めた十二支の干支。それにはごく一部の人しか知られない十三位の動物がいたそう。 　そんな十三位の動物はここ最近の世に対して物申したい、と憤慨する日々を送っていた。…

前世で沢山の徳を積み。 天寿をまっとうし亡くなった主人公は、神様達に祝福をされ…… 来世も人間に転生する事が約束された。 しかし、世界情勢や戦争…不景気、その他もろもろに不安を感…

猫ばかりが出てくる短編集 ☆月1回更新 【神猫と盤】 ⇒売れない画家の男は、ある日廃墟で猫の姿をした化物と出会った 　シャンチーをしなければ帰れないと言われ——（約6000字）…

夜が続き、昼が来ないままの世界は きっと美しく、暗い。 昼が続き、夜が来ないままの世界は きっと醜く、くらいだろう

「前世であなたの婚約者でした」 　僕――青山冬理は、18歳の誕生日を迎えた当日に僕の前世の婚約者を名乗る謎の美少女――渋谷絢音に記入済みの婚姻届を突きつけられ求婚された。 　…

芳樹には美緒って彼女がいた。 美緒は芳樹にとってあこがれだった。 中学生の時から、ずっと美緒のことを想ってた。 その彼女の名前は「松山 美緒（まつやま みお）」高校一年生。 で…

鳥たちが賑やかに鳴いていて、猫もどこかへ遊びに行った。 さっきみかけた胡蝶でも、追いかけているのかな。 ならばわたしは、言葉の旅に出よう。

俺は知らない場所で目を覚ました。 混乱する記憶。 初対面なのに俺をよく知っている不思議な家主と、悪魔猫な同居人二名。 俺は無事に現世に還ることができるのだろうか。

平和な世界で暮らす、黒ネコのサクイと子ダヌキのワヘイ。しかし、最近は夜になると奇妙な地震が起こる。大好きな絵本の中身まで白紙になって……。それでも、いつも通りの日常を送ろうとする…