「恋愛短編 女性向け」を含む小説

春四月の暖かな午後。私は過疎駅のプラットホームのベンチで、別れた恋人に手紙を書いていた。 その時、一陣の突風が吹き、便箋が宙に舞い散った。 私は慌てて拾い集めるが、肝心の手紙を書…

フィアンセを失った女の些細な日常のできごと。

花が好きだった彼女は事故で記憶を失った。 僕と過ごした五年間の全てを。 でもその方が幸せだったのかもしれない。

私、真白（ましろ）が仕事から帰ると、自宅は氷雪の国・ミュラッカに繋がっていた。 その国の王であるポラン・ネルヴェに他国からの刺客と勘違いされた私は、真冬の様に寒い独房に閉じ込め…

夏休みのある日。 部活に遅刻しそうになった少女の前に現れたのは見知らぬ少年だった。

水野　忠明(みずの　ただあき)……高校一年生。剣道部所属。記憶力がいい。 北城　香子(ほくじょう　かおるこ)……高校一年生。文学少女で小説を書くのが好き。特に恋愛小説を得意とする…

本編Paradiseの主人公小鳥遊空（たかなしそら）をはじめとするキャラクター達が再登場！ 今回は、空によく似た一人の青年の恋を軸にお届けします！　空と望夢（のぞむ）のバレンタイ…

オムニバス形式の短編集です おじさんやおばさんには、若き頃の青春を懐かしさを… 若い方々には「へぇー」と… 興味を持ってもらえるような、もらえないような そんな作品たちです

多分、20代そこそこの女性。見た目も悪くない。 仕事は普通にしていて、楽しみは休日の旅行。 学生時代の仲間とのプチ贅沢な女子会も大好き。 仕事は定時で帰って、プライベートは思いっ…

恋人と別れて傷心中の近江和葉(このえ かずは)は、ひとり深夜のバーで飲んだくれていた。 もう死んじゃったほうが楽なのかな……そんな、投げやりな言葉を拾ったロングヘアーの美人――桐…

命が尽きるその日まで、彼女が「生きた証」として、僕はシャッターを切り続ける。

商店街にある小さな花屋にいるお兄さんに学校での不満を呟いてみた。 優しそうな見た目のベージュと白がイメージカラーなお兄さんが、実は毒舌なことに気づいてしまったお話。

誰かの生き様をテーマに(主にしょうもない女の生き様)短編集を作ります。

誰にでも好かれる性格の妻・縒（より）と、不器用ながらも縒を愛する小説家の夫・朔太郎（さくたろう）。ふたりは周囲の人々のやさしさに見守られながら、幸せな生活を送っている。 ともに食…

ヤンデレっぽい短編の倉庫。 1話「受胎告知」天使のような花屋のお兄さんは、私をお店の二階にあげて、ほんとうの赤ちゃんのつくりかたを教えてくれる。 ほか、「恋愛関係」より「加害者と…

王宮兵士団長と、古くから西の森に住まうと言われる魔女の、出会いから出会いを描いた恋愛短編小説。 最初は長編を予定してましたが、実力が追いつかず頓挫した作品を、短編に纏めました。…

[あらすじ] 主人公は大学時代の先輩、後輩、麻衣が務める商社に幹生は1年遅れで入社してきた 大学時代は共通の友人達がいて、会話したのは数回だけと記憶している 神経質すぎる幹生の…

世界中の人々が噂する。 この世界には、小さくて大きな『護り手』が存在するのだと。

今となっては話のネタですし、いい思い出です