「観音」を含む小説

タイムトラベルができるという不思議な時計を拾ったミロク。 仏教の信仰があった彼は夢の中で観音様に導かれてとある川へ辿り着く。 だが、そこで拾ったのは何の変哲もないただの腕時計。 …

平泉で義経は生きのびて、北へ逃げ、果てはモンゴルまで行ったという義経伝説がある。しかし、作者は北へ逃げず、奥州もしくは羽州にいたのではないかと考えた。その発想をもとに書いた小説で…

火遊びで挑戦し過ぎた俺は火事を起こしてしまいました。それ以来改心し、火遊びは、女遊びも一切やっていませんが家事をやっています。作り話がちょっとだけあります。どの部分でしょう？　 …

文明開化に沸き立つ時代、全てが順調というわけではなかった。 自主企画「第二回銀縁眼鏡文学大賞」 https://kakuyomu.jp/user_events/16816927…

この物語の主人公は、越後の百姓の倅である。 本当は跡を継いで百姓をするところ、父の後釜に邪険にされ家を出たのであった。 江戸に出て、深川で飛脚をして渡世を送っている。 歳は十九、…

中国茶ブックカフェ烏鵲堂の店主、曹瑛（そうえい）は眉目秀麗な元暗殺者。閉店後の店内には裏社会の面々が集う。 上海マフィアの兄、劉玲が骨董店で手に入れたマリア観音から九州の離島へ夏…

　これは、実家で姪っ子から構ってとせがまれた男の、ほんわか日常のワンシーン。 　阿修羅観音像も出るよ！ ────────────── 　楽しんで頂けましたら、感想やコメント…

兄弟同然の幼馴染として育った光と涼。 光が観音通りでウリ専を始めたのは、新しい父親、和巳にかまってほしい一心からだということに、涼ははじめから気がついていた。

１４歳で抱いた初めての女から、途切れることなく続いて行く鏡太郎の女遍歴。そこには観音通りの女たちの悲しい裏の顔が常に寄り添っていた。

世の中に、溢れる言霊と嫉妬は、WEBへと舞台を変えた。 それを祓えることは不可能だ。ログは永遠に遺り続け、消えることも、還ることも敵わない―― 「魑魅魍魎も進化したなら、我々も…

かつて戦災孤児として観音通りの娼婦に育てられた薫は、彼女の面影を追って自分も観音通りの男娼となった。

子飼いの石田三成の娘を養女にした高台院、夫・秀頼の側室の娘を養女にした千姫。聡明にして慈愛に富んだふたりの女性。

おゆき弁財天の伝承から創作。 妖要素あり。 現代とモラルが違います。 そのためセルフレイティング有りにしています。 地名、人物名、関係性、史実と虚構を取り交ぜております。 …

観音通りに流れ着いた孤児、悟。彼を拾ったのは、観音通りの娼館で遣り手を務める蝉だった。

この小説には暴力シーンが掲載されていますが、絶対に真似しないでください。暴力を振るう体力があるのなら芸術活動をしたほうが絶対にいいです。お願いします。 あとショッキングな出来事…

生観音と崇められる義王は、法貴寺の稚児だった。夜毎に床へと召されるなか、寺にて一生を過ごすしかない我が身を哀れむ。ある日、部屋の下男より「天狗の羽根」を拾ったと見せられるが──

スラム街の屑ひろい、マリ。彼女が買われていったのは、女体の観音様が安価に拝める通称『観音通り』だった。

田峯菅沼氏の菩提寺に伝わる伝承より、 御山をめぐる観音様の霊験のお話。 〈参考文献〉 『奥三河の文化と伝説』 『甲州の武将武田氏と三河の菅沼氏』 『山家三方衆』 あと諸々聞き…

　戦後の赤線地帯の名残を引きずり、街娼や男娼、ストリップ小屋や覗き部屋など様々な性風俗が入り乱れる通りがある。　　　安価に女体(時には男)の観音様が拝めるということで観音通りと称…