「思い出 回想」を含む小説

最初のゲームから数か月、少しずつ変わり始めていたアリス。新たなことに気づいたアリスの物語

「私、桜好きなの」 　あの日のさよりの声で、春人《ハルヒト》は目を覚ました。朝の清々しい光が窓から差し込んでいる。まだ半分眠ったままの頭にぼんやりと浮かんでいるのは、あの大きな…

自殺未遂をした私、倉元希春（くらもときはる）は23歳。波乱万丈な人生を歩んできた私は誰よりも大切なあの人との思い出を回想する。ありそうでなさそうなシチュエーション。家族とは、恋人…

（コンテスト用　あらすじ） ７月７日。 願い事が書かれた紙縒りの短冊を天にかざすと、その願い事が叶うとされている。「魔幻の紙縒り」には、それを本当に叶えてしまう神の魔力があった…

１９７０年代。ぼくは毎月フォークコンサートに参加していた。 そこに来ていたチェリーさん。ぼくは今、あなたの思い出を回想する。

吉野夏希、16歳。 彼女はこの夏、おばけになった。 中学生時代の思い出を引きずったまま、新生活に馴染めないでいた彼女は、廃校になった母校に全てを置き、真夜中の校舎の屋上に立った…

瀬戸内で育った兄弟の弟が、その間にいた一人の女性との思い出を回想します。

ボロアパートで年上の美女との初体験を手伝ってくれた高校時代の友人。 それ以来、彼と会う事は無かったが、母校の著名人OBのPの逮捕がきっかけで35年ぶりに3人は再会。 そして軽自動…

「過去」「現在」「未来」を繋ぐ「記憶」の物語。 このお話はフィクションです。

姉は私のことをいつまでも幼いと思っていて、アイスクリームを与えれば機嫌がよくなると勘違いしていた節がある。 姪と一緒に夏祭りに行くことになった私は、姉との思い出を回想する。祭りの…

　これはボクが小学校中学年の時に出会った、すごくしょぼくて小さくて、あんまりボクを助けてくれない『神様』の話。 　なんだかすごく馬鹿げているように思えるけれど、ボクにとっては大切…

都心から一日以上かかる故郷に、１年半ぶりの帰省をする大学生の僕【夕貴】 両親との確執。将来の夢と挫折。ダム開発によって湖に沈む町。そして幼馴染で許嫁【田内 花（たうち はな）】と…

これは誰かの回想。泡沫の夢幻。後悔の語り草。 ……少年少女の青い思い出。 ※令和1年度びぶりお文学賞落選作品。部分改稿を経て此処に供養致します。

　沢渡健吾（さわたりけんご）は独り身の大学2年生。彼が大晦日の夜、スマホをいじっていたところ、 　不思議な通知が来ていたことに気が付く。 【溝口彩 　電話番号で友だち追加されま…

亡き友への後悔と懺悔を綴ったものです。 初めて「死」というものに向かい合って、考えて、考え続けている物語です。 どちらかといえば詩に近いと思いますが、彼の死から得たものを少しずつ…

大学中退でシングルマザーとなった冴子は、チャンスを掴むため、空港に向かう車中の人です。しかし、裏では父が危篤でした。悩む冴子。脳裏には父との確執の思い出。やがて、回想は息子の太郎…

　あらかじめ書いておくが、残念ながら、これは心躍る冒険物語ではないし、誇り高き武勇伝や捧腹絶倒の喜劇でもない。まして痛快な英雄譚などは始まるべくもない。 　これはあくまで凡庸な回…

篠原しのぶは、あこがれの先輩とつきあい始めたばかりの大学一年生。デートの途中で立ち寄った花屋さんで、高校時代のことを回想する。 （『他力本願　パワーストーン』の続編です）

　かもめはずっと昔の思い出を回想する。

更新がものすごく不定期になると思います… 各話をその時々で編集するので、時間を置いて読んで頂くと歌が増えてるかもしれません…… どこから読んで下さっても大丈夫です！