「大人向けの童話」を含む小説

　みっちゃんのポケットにいつも泥だんごを入れる、いじわるなお兄ちゃん。 　真夜中に、みっちゃんが思いついた仕返しは・・・。

おなじみの童話「アリとキリギリス」を、現代色を濃くして書き直しました。 もはや子供向けではなく、大人でないと分からない話になりました。 お話の中にデスメタル登場させたのは、ちとふ…

　眠れない、満月の夜。ふとベランダに出て、マンションの前の公園を見てみると…… 　大人のための童話。 　小説家になろうにも掲載させていただいています。

ある日まわりの人たちに、ほこりみたいなもこもこがついた。 もこもこはどんどん大きくなるけど、ぼくとみーちゃんにはつかなくて……。

　昔々、童話の勉強を始めたばっかりの頃に課題作で書いたイソップ寓話のリライトです。 　原作は、ほんの数行の短い作品なんですよね。「欲張りな犬が肉を食わえて、なんだかんだで川にボ…

平らな山のお話しです。

　春の最初の日、こぶしの花の咲く頃に、森へ行って高い木の枝をこっそり眺めてみてください。あれはムササビの子供ですね。

　ゴツゴツとした岩肌の恐ろしいウレイラ山。腹の中には深く青い湖があって、龍が住んでいるという。

「あっち」をキーワードに、大好きなお婆ちゃんを探して畑や森を駆けまわる太郎。 「あっちってどっち？」 太郎がたずねると、お父さんは・・・。

　人間界の傍らで、楽天家のタヌキと神経質なウサギとが、なにやら今日も面白おかしく暮らしています。

何かがおかしな国プリトニアで王の執事をしているリチャードは他の国への留学を機に、そのおかしさに気づく。王にそのことを訴えても、受け入れられない。だがその物語は王とリチャードの子供…

失敗続きの新米社員、賢一。クリスマスの夕方に乗った電車の中で、一人の少年と出くわします。彼が吹くリコーダーの音色を聞くうち、賢一は遠い家族のことを思い出します。

それでもがんばったくんにがんばったを食べて欲しい人は、今の環境から逃げてくださいね。

黄色い羽の鳥が肉屋に運ばれていく。しかしひょんなことから事件に巻き込まれ…… ちょっぴりダークな、ほのぼの異世界ファンタジー＆童話。 【カクヨム】【エブリスタ】【小説家になろう】…

　ティトゥス·アンナエウス·セクンドゥスはナザリック地下大墳墓第10階層の大図書館アッシュールバニパルの司書長であり、同時にスクロールの製作担当でもある。 　図書館に在る蔵書の全…

　1920年アメリカで初の大衆消費社会が生まれた。 　大量に生産し、大量に消費する社会である。 　大量生産は製品の低価格化につながり、生活者はモノを買い換える際の抵抗感が低くなっ…

解決できない苦しみや悲しみが、もし何かの力で救われるとしたら… それを表現してみたくなりました。 １話完結の短編集でお送りします。

ある国には、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。 女王様たちが決められた期間、交替で塔に住むことで、その国にはその女王様の季節が訪れるのです。 ところがある…

数千回、数千日の自殺を失敗した男。男は人を殺したが、誰にも責められることはなかった。そのことが余計に、男を追いつめ続け、自殺行為を何千回と繰り返し、断念した。 やっと決心がつき、…