アナタのそばに付喪神を

作者 湯煙

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★★★ Excellent!!!

自主企画「ほのぼの系、付喪神系の本棚」のご参加ありがとうございます。
付喪神がテーマの小説、楽しく読ませて頂きました。
新しくぬいぐるみを買う時など、何かモノを買う時、ついつい付喪神のことが頭をよぎるのですが、湯煙さんの考えと同様、時代の流れに沿って、モノの定義が変わっていくのではないかと思っている次第です。
モノを大切にする文化が根付いてくれるといいなぁと思いますね。(語彙力がなさ過ぎて、レビューを書く残すのが申し訳なくなってきました)
うちの家にも来ないかなぁ、付喪神。

★★★ Excellent!!!

 戦争の世紀と呼ばれた20世紀から時代は欲望の世紀へ。社会は混迷を増し物を使い捨てにする感覚は荒んだ人心を象徴しているかのようにも思える。
 だがそんな現況でも、祖母から受け継いだ鞄や洋服をリメイクして孫が使う等の行動が見直されているというニュース番組の特集などを見ると、変わらなければいけないと動き出している人たちがいることが分かる。
 ほんの少し、みんなで意識を変えるだけで良い。たとえば質の良い文房具や服飾品。飽きたら捨てるのではなく、大切に長く使うことを考えてみませんか。かわいらしい付喪神が訪れるかもしれません。

★★★ Excellent!!!

大量生産大量消費、そしてテクノロジーの発展。

私達はたくさんものを捨てるようになりました。

それでも、大切なものってありますよね。

そしてその思いは付喪神を宿らせる。

このもの語りはそんな、『ものへの愛着』を思い出させてくれる作品です。

今の時代だからこそ、付喪神を宿らせるようなものを一つや二つ持っていたい。読後そう思わずにはいられませんでした。