もしかしたら付喪神が来るかもしれない

 戦争の世紀と呼ばれた20世紀から時代は欲望の世紀へ。社会は混迷を増し物を使い捨てにする感覚は荒んだ人心を象徴しているかのようにも思える。
 だがそんな現況でも、祖母から受け継いだ鞄や洋服をリメイクして孫が使う等の行動が見直されているというニュース番組の特集などを見ると、変わらなければいけないと動き出している人たちがいることが分かる。
 ほんの少し、みんなで意識を変えるだけで良い。たとえば質の良い文房具や服飾品。飽きたら捨てるのではなく、大切に長く使うことを考えてみませんか。かわいらしい付喪神が訪れるかもしれません。