「哲学 不思議」を含む小説

ようこそ、『時間旅行の館』へ。 私は『時子』。時間の『時』に子どもの『子』と書いて『時子』と申す。この『時間旅行の館』では、その名の通り『時間旅行』ができる。来館者から金銭は頂か…

俺はいつの間にか、白銀の老猿と面と向かって温泉に浸かっていた。 人と猿の、男と男の、純粋で混じり気のない、裸の哲学対話。

—人を愛するのなんて出会いとタイミングだ。 愛なんて初めから存在しない錯覚だったのか。 クリスマスの夜、家に帰ると妻に浮気をされていたことに気づいた木口は、やけ酒を飲みにクリスタ…

地元のイベントで友人とある手品を見た。 その日を境に、彼は病的な趣味を始めてしまう。

小学生の女の子と彼女のヌイグルミの哲学的テーマに関する対話編です。 子どもはみんな哲学的なことを考えています。この世の中、この世の外のことが、不思議で、納得が行かない。わたしも…

いつも、酒を飲んで考える事、または夜寝る前に思う事。 生きている不思議、悲しさ。

対立思想をベースに、三つの派閥が文明の未来を揺るがすSFストーリー。 〈あらすじ〉 超ひも理論が完成し訪れた第三次哲学時代。 まもなく高等学校を卒業し、大学校へ入学する主人公・古…

No.30 頭を使いながらも楽しめる作品や、企画者が決めたテーマに合った作品を募集するイベント　参加作品　お題「猫」 あらすじ：僕は気づいたら不思議な船に乗っていた。まるで三途を…

とある高校の中で有名な霊感を持つ『霊感少女』とどこにでも居る普通の男子高校生『僕』との会話。幽霊が見える霊感少女ならではの幽霊観と死生観、そして哲学のようなものを描く青春ホラー小…

「大人と一緒に読む絵本」をイメージして作りました。 小難しい哲学書だって、 柔軟な思考の子どもが読むと、大人では思いもつかない解釈をすることがある—— 再び要請されている「お…

神様曰く「生命は等しく尊い」とのこと。じゃあ、どうやって生きていけば良いんでしょうね。

今まで書いた短編小説をまとめます。全13話。 狂気染みたものばかりです。なお、この短編集はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。…

ある日、僕は不思議な女性に呼び止められた。 彼女は、明るいグレーのパンツスーツに身を包んだ若い女性だった。 金色がかった飴色の、ほそい髪の束が、ギリシャの神殿の石柱みたいに、華…

他人の相談を受けて手助けをするという奇妙な部活動、相談支援部。 そんな奇妙な部に所属する高校二年生、久田貞彦。 相手を決して否定せず、穏やかな笑みですべてを受け入れる部長、白…

幼い頃から，空を飛ぶことを夢見て来た風太は，十二歳になっても，少しも変わらない。親をはじめ，周りに呆れられたばかりいる風太は，ある日，不思議な夢を見る。 その夢に登場する龍神たち…

子供の頃から予知能力が有るなどと感じたことは無い。 然しこの度の新コロナや、その他身辺に起きる様々な出来事に、ひょっとしてこうなる？などと少し頭をよぎると、不思議とそのようになる…

2020 年 8 月に自由研究として取り組んだ『不思議の国のアリス』の読書感想文です。

ここは、天と地が入れ替わった世界。それによって様々なものが変わっていく中、物乞いをして生きていた男性と、女社長が出会う。

故吉田幸平先生(哲学、文学博士）が主催された「文芸長良」に、先生のご好意で二度ほど小説を書かせていただいた。先生には、常に励ましをいただいたがご御恩に報いることはできなかった。「…