「冷める」を含む小説

中学生の頃に出会い、長い親友の期間を経て大学生になってから交際を始めた私と彼。 親友兼恋人だった2人だが、子供から大人へと近づくことでお互いがすれ違うことも。 そんな2人の、とき…

あっ……君っ！ここを読んでる君。酷い作者から僕を助けてくれないか？　僕はちゃんとヒーロー活動がしたいんだ。血迷った作者に苛められているんだ。 僕の名前はタコヤキ・マン。ヒーローを…

「必ず、必ず見つけ出す。なあに、"契り"を結んだこの小指が、必ず巡り合わせてくれるさ。だから、だから次こそは――」 夢の中で出会った美しい男の人は、前世の夫で、猫又でした。 …

「かっとなった私は、思わず永田にむしゃぶりつき、キスをするようにして彼の舌を嚙み切ったのです。・・・永田はのけ反って倒れ、テーブルの角で頭を打って失神したので、舌を喉に詰まらせた…

　人とは違う、特殊な能力を持つバケモノ。鷹取練磨は、そんな人間の姿をした彼女らに囲まれながら、バケモノ屋敷と呼ばれる一軒家で暮らしていた。 「これって同棲だよね」 「それより納…

〈白百合姫〉ことリリーは、森の木々と草花に愛された魔女でした。 好きなモノはお兄様とお義姉さま。苦手なものは太陽。 魔法の力を使って楽しく暮らしていた彼女のもとに、ある日突然黒…

これは、某エロ小説サイトで。 私が好き勝手に下ネタを伸び伸び(笑)語っていたシリーズの6番目のお話しです。 バックナンバーを読みたい方は、私のネットリ、しつこい文章で探してみて…

女性剣士＆衆道のカップルが絵島生島事件の真相を探る。 享保5年1月1日（1720年2月8日）丑の刻。信濃高遠城下花畑地籍の「絵島囲み屋敷」に賊が押し入り、館を警護する「花畑衆」…

宇宙からやってきた謎の宇宙人が、美少女ロング背の高い女になった。あまりの都合の良さに困惑しながらも、彼女との奇妙な生活に慣れていく。お互いがお互いにとって「繋ぎ合う」ことを許容で…

「本当にあった」と枕詞のつく怪談話にありがちなオチ、「それを見て生きて帰った者は、１人も居ないらしい……」というシメの言葉。 あれって一気に目が覚めませんか？ じゃあ今語っている…

「もちろん見たわよ。どこに行っても、その話で持ち切りじゃない」街はずれの喫茶店。女子大学生の2人組は他愛のない時間を過ごしていた。珈琲の香りが漂う中、ベストを着こなした初老のマス…

若い頃は.....それなりの恋をしたものだ。 だけど８８歳ともなれば積年の恋も冷めるというか。 ただのパートナーとしか感じれなくなってしまう。 だが.....私は２度めの恋をした…

天夜伊吹の目に映ったのは１２×１２メートルのコートで技や駆け引きを繰り出す本気の鬼ごっこ〈チェイスタグ〉だった。 それを部活にしたチェイス部は今まで目立たなかったこのマイナースポ…

冷め始めた珈琲と、悴む指先に煙草を添えて。プレパラートに今日も私を乗せよう。

かつてどれだけ燃え盛った想いであっても、時の移ろいと共に鎮火していくもの。愛し結婚した妻と倦怠期真っ盛りな主人公、青山武は、どういう訳かタイムスリップを果たした。武は、高校生活を…

あらすじ： 　主人公、小野寺　勇樹は振り込め詐欺の番頭として荒稼ぎをし、ほとぼりが冷めるまでの間、詐欺の稼ぎで自堕落な生活を送っていた。 　ある日、小野寺が宅配ピザの配達を待って…

明日香は東京の大学に通う千葉県民。ちょっと気を抜くと帰り道が真っ暗になってしまう。そんな明日香を約束もなく、遅くなった日には車で迎えに来てくれるのは幼なじみの薫だ。今日も母から電…

Twitterにて企画された「#同じタイトルで書かれた小説が読みたいコンテスト」への参加作品。一杯のカフェオレと、それを見つめる「私」の想いとは。

文武両道、容姿端麗と評される完璧な妹（七菜香）を持つ、野々宮一輝（かずき）は平穏が一番をモットーに過ごしてきた。 だが、そんなある日、校門前に来ていた七菜香の「私の彼氏です」と…

乗り合い馬車が盗賊に襲われて、偶然おじさまと歌い手、傭兵、ソロ賞金稼ぎがチームになった話。 お題：「ソロ〇〇」 異世界側の人間から見た、転生主人公ものの試作三本目。 簡単設定——…