「カメラ/写真」を含む小説

部屋の模様替えをしていた私は、見覚えのない装丁の本を見つけて中を開く。 それは、自分とあの人が出会った頃の、あの人の日記だった。

このフェンスの向こう側から、その景色がみたいのかもしれない。

男が導かれるように入ったカメラ屋で、覗いたフィルムカメラのファインダーに映っていたものとは？ 残せなかった想いが銀板に浮かび上がる。

「ねぇ、私のこと、好き？」 石和　真（いさわまこと）、高校２年生。 写真部に入りつつ、趣味でも写真を撮っている。 ある日展望デッキから海の写真を撮ろうファインダーを覗くと時が止…

カメラ初心者がどんなデジカメを買ったか、つらつらと書いていきます。迷走してます。結論から言いますと早めにセンサーの大きなモデルを買った方がいいです。

ちょっぴり前向き、ちょっぴり卑屈、ちょっぴりパチンコ好きの写真家、茅原佳那(かやはら かな)の一週間。そんな彼女の少し変わった、ありきたりで不思議な生活を切り取った大体エッセイ風…

地元のトップ高に進学したが、学業がうまくいかず自分の存在意義を見失って不登校になった主人公。かろうじて復帰した後、数合わせとして写真部に勧誘され、そこでフィルムカメラに出会う。

リストラ、夫婦中の不和。そんな現実を見る度に、世界は色をなくしていった。ある日「飛べない鳥に明日はない」という展示会で、一人の女性の写真と出会い、真壁和彦の世界は小さく色づいた。

今日もまた変わらない一日が始まる。 日が昇る前に出勤して、サービス残業をして、帰ったら倒れるように寝る。 そんな日々はいつまで続くのだろう。 ※この作品は下記サイトにも掲載中で…

　写真を趣味とする高校生、日宮真也は高校進学を機に幼少時を過ごした故郷、岡山に帰ってきた。 　真也は高校入学直後、ふと写真撮影に訪れた桜の名所、岡山後楽園でかつて共に写真を撮っ…

ああ、苦痛だ。今ここで器材が壊れてしまえばいいのに。 　 壊れてくれ。 それもただちに。

写真で撮ったものは写真に収められ現実から消える。 そのことに気づいた主人公はすでに遅かった。 空が欠け、太陽が撮影されてしまったあとだった。 ↓前回の投稿↓ 『少しでも不自…

【あらすじ】 明け方のブルーアワーにだけその交差点で出会う不思議な女性がいた。彼女に出会ってから高校生のタツヤの時間は不思議な歪みを見せ始める 【掲載サイト】 本作は（エブリス…

「夏はさあ、フィルムにしか写らないんだよ」おじの現像してくれる写真は、魔法の色を宿すようで。あの夏を思い出す。

中古カメラ店のショーケースの中で、カメラたちが以前の持ち主との想い出を語ります。 彼らがどんな景色を見てきたのか、ちょっと聞いてみませんか？

とある人気心霊YouTubeチャンネルへ心霊写真を投稿する為に、心霊スポットとして有名な地元の廃トンネルにやってきた女子高校生のトモとクマミは、得体の知れない「霊的」な現象に遭遇…

高校生活が始まり、仲良し4人はバラバラになろうとしていた。 「じゃあ、集まれる理由を作ればいいんだよ！」 お金も時間も余裕もない、何だかんだで忙しい。 「毎週集まって、首都圏や日…

街角、チェーン店、ファーストフード…現代の風景が作るロマンス 「もう一度」「今なら」「こうすれば…」 写真を通じて、写真によって、写真のおかげで… 写真による心象

「キミが写真部に入ってくれて感性を自分なりに表現した写真を撮って見せてくれたら、あの写真をあげてもええわ」 私立 松雲学園高校３年　応援部チアリーディング･ユニットマネージャー…

カメラ女子やママ鉄をきっかけに女性の間でも普通に鉄道趣味が一般的になった世界、女子高校写真部鉄道班の3人が定例活動報告のために様々な撮影地に赴いて写真を撮る。ドタバタ活動記録モノ…