「なくなってしまった！」を含む小説

だんだんと大きくなっていくと忘れがちになっていく行事たち。幼い頃は楽しみだったあの行事も少しずつ日常に変わっていって… そんな日々の中、またその時間が動き出す。 自作『陰キャ…

大好きなおじいちゃんのサッカーはダンジョンの登場によりなくなってしまった。サッカをする俺らまでバカにされて腹が立つ。 でもおじいちゃんは教えてくれたンダ。サッカーでプロになる道が…

薔薇を食べる妖怪は、薔薇の色を食べる。人々がいなくなると、薔薇園もなくなってしまった。

　モンスター育成ゲーとしては微妙だが、害悪モンスターとしてはクッソ有名。そんなモンスターに憑依してしまった俺は、適当に研究所で餌貰って、一緒に博士とアニメ見たりとか、悪くない呑気…

日本で乙女ゲームの開発を行っていた私は、過労の末記憶のないうちにどうやらなくなってしまったらしいー。 だが目が覚めるとそこはベビーベッドの上、そして周りの話を聞く限りひとつの答…

精神科医であった相良晴臣は、ある日謎の転落事件を起こす。 自殺未遂なのか、事故なのか自分でも分からない。 事故の影響からか、記憶が一部なくなってしまった彼はその日から全く空腹を感…

「もう、いいや……」 そのひと言を最後に、ある一人の少女がこの世からいなくなった。まだ、17歳だった。 あまりに唐突で、信じられない光景を目の当たりにした少女の弟は、やがて世界中…

「もう、いいや……」 そのひと言を最後に、優しくて美しかった姉は、僕の目の前からいなくなった。 あまりに唐突で、信じられなくて、まるで世界中から色彩がなくなってしまったように感じ…

実話怪談というのは比較的「シュール」な結末や、なんだったの？というパターンが多く、なかなかセンセーショナルなストーリー展開にはならないものが多い。実際に劇的なケースは「村八分」や…

　2031年、日本初の超巨大旅客機、ミソラが墜落した。幸い海上だったため二次被害はでなかったが、千人以上の犠牲者が出てしまった。彼、皆木青斗もその被害者の一人である。 　この事件…

中身は何一つとして変わっていないのに、見た目が普通ではなくなってしまった友人の話。

魔術が衰退し、表に出てくることがなくなってしまった現代。 そんな世の中に生まれた 世界を滅ぼせるだけの魔力を持つ“女王” 彼女を守るためなら 自分の主人を守るためなら 私は…

中学一年生の女の子つむぎが、冬休みに東北おばあちゃんの家に遊びに行く話。

――ここは地球と似た星、ルラキス星。地球が滅亡した後。人間と高次機能AIを搭載された機械知性体・アンストロンが共存する世界―― 　ある日、それまで従順だったアンストロンが、突然…

　中学2年の時に受けた死球のせいで、左手の繊細な感覚がなくなってしまった、主人公。 　三振を奪った時のゾクゾクする様な征服感が好きで野球をやっていただけに、未練を残しつつも野球…

『この世に幽霊は居ない』そう考えて十七年間生きてきた高校二年生 上坂隼人は、夏休み初日に考えを改める事となる。 謎の女性との出会いを皮切りに、存在を否定してきた『幽霊』が見えるよ…

'俺のせいだ！' 周りは廃墟が広がり、人影は無く、僕と美咲しかいなかったこの世界。 ある日探索に行っていた僕は廃病院を見つけるが、正体不明の黒い人物が「大切な人がいなくなる」言い…

五歳歳下の弟・匡は結局熱中症であり、無事完治したが、もう一つの問題、ジルヴァが人の姿に変化をしなくなってしまった。 祥也に優しさがなくなってしまったのかと思ったが、変わらずに…

【中編完結済】真木和也（まき　かずや）は登山鉄道の中で、初恋の人・東条維麻（とうじょう　いま）と偶然の再会を果たす。しかし、彼女は致死性の高い謎の病に侵されていた。 　激情進行…

この世には『朝』『昼』の概念がなくなってしまった。 太陽をみた事がない人間は何を求めるのか。 そしてどうなりたいと求めるのか。