「ちり」を含む小説

カッチカチのこころもちをやわらかくぺったんするうさぎ達のお話。もちもちハッピーエンドですが、途中にキツイ言葉(「社会に救いはない」)があるので読む際はご注意くださいね。

これは短編小説です。 　※　※　※　 ――主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。 （旧約聖書　創世記　第二章第七節） 一…

　今回の依頼は行方不明になった民間輸送船および乗組員の捜索と救助ですね。 　依頼人は輸送船の船長件社長の娘さん。どうやら現在の社長さんは船に乗っているみたいで……ほかに家族もい…

ストーリーに行き詰まったのと改訂したいので再投稿します。 俺の名前は佐藤裕樹（さとうゆうき）。 ある日の事だが俺は幼馴染の沢口萌香（さわぐちもえか）と恋人同士になった。 それか…

とある港町の高校に通う高校2年の少年・楠木碧人は、ある日転校してきた地味で陰キャラな見た目の男子、紫藤天音と出会う。 担任教師から天音の世話係に任命された碧人だったが、天音が転校…

　桜花が散り始め、千里花村（ちりはなむら）の鎮花祭の日が近づいてきた頃。 　村の疫病神を鎮めるため、人身御供『桜憑き』として選ばれた少女・未散（みちる）は、御神木である『神桜（カ…

ちりこは専業主婦で子供は二人。結婚10年目で旦那の浮気を発見！　別居する。焦ったちりこは就職活動に励む毎日。ある日ハローワーク帰りに寄った喫茶店で、思わぬ相手に声をかけられて。人…

＊前作の「俺は平和な日常がほしい」の続きなので未読の方はそちらからお読みください。 魂からの小説を書き上げた赤井夕璃(あかい・ゆうり)はついに春咲桜華(はるさき・さくら)と結婚…

バレンタイン当日。 渾身の出来になった逆チョコを渡そうとウキウキした気持ちで歩いていると、よく見知った２人が仲良さそうに腕を組んでホテルに入っていく場面に遭遇してしまった。 ば…

その青年は、スナイパーライフルを片手に提げ、今宵も月を背にして笑う―― 夜の住人たる彼は、人呼んで「望月(もちづき)の死神」。助手の知立類(ちりゅう るい)と共に、殺し屋ならぬ逃…

メスガキがちりめんじゃこを食べます。

社会人一年目の竹本は、久しぶりに大学院に進学した親友の中村と飲みに行く。そこで鹿児島に出張に行くと話すと、中村から好物であるという『カルカン』を土産に頼まれ……カルカンって猫缶だ…

■ねこかんふりーく 敷常（しきじょう）トオル１５歳は、クラス委員長の一里塚深月（いちりづかみづき）に恋い焦がれていた。 　だが小心者に加えて後ろ向きな性格ゆえ、告白もできず、遠目…

人間も命だが、生物も同じ命。クジラを殺すのは可哀想、野良犬野良猫を殺すのは残忍、釣り上げたブラックバスを地面に放置して干からびさせるなんて命に対する侮辱行為！ そう考えるのはなぜ…

ここは東京、柳ねこ町３丁目。 自慢の鈴をちりんちりんと鳴らしながら、ひげをヒョイと動かして、ついでに尻尾もつん立てて優雅に歩く２匹の猫。 ロシアンブルーの雪之丞、町の人間もおいそ…

新しい魔王として世界を(平和的に)支配するために国王に扮するもまるで自分と違う趣味趣向のせいでストレスがヤバい･･･ そんなある日、自身を｢神様｣と称する胡散臭いじーさんがどこか…

ハンナ＝ロートヴァルトは、王子から婚約破棄された。幼馴染みで聖女に選ばれたナディアを新しい婚約者に迎えるのだと言われ、さらにそのナディアからも「地味で一緒にいたくない。」と絶交宣…

昔はよく、みんなで山に登ったものだった。 でも、今は一人。きっと、これからも。 散り散りと 離るや積もるや 山紅葉 そう、思っていたのだけど。

ゴシックホラーをテーマに140字で書こうとして収まらなかったもの。 「審判」は診断メーカーで出たお題「​そうだ、彼に会いに行こう。」で始まり「僕は途方に暮れるしかなかった」で終わ…