「くるくる」を含む小説

太平洋に浮かぶ小さな島「ねじまき島」 島の中心にはゼンマイ鍵がそびえ立ち 街には狂ったオルゴールが響く島 絶対音感を持つ少女「音無美空」は狂ったオルゴールを直すべく島の地下に…

短いお話や詩をまとめたものです

【物語のあらすじ】 どこから来たのかわからない三人の少年小人達はとても腹を空かせていた。ある朝小人の一人のプリムが宿にしていた“巣箱”から身を乗り出すと、そこからほど遠く無い場所…

彼女の名前は、＜アリシア2234-LMN＞。地球の日本をルーツに持つ複合企業体＜JAPAN-2（ジャパンセカンド）＞のロボティクス部門が製造・販売するメイド型ホームヘルパーロボッ…

となりに住む幼なじみ、カズヒトととある事情により疎遠になっていた環。 一時的にでも、また昔のような親密さを取り戻したいと独自に発明した催眠術をしかけてみるが、距離のつめかたがど…

噴き出す蒸気、そこは技術の最先端。舞い散る虹の粒子、それは始まりの元素たるエーテルの残滓。 くるくる回る歯車。駆動する技術の塊。暗礁に乗り上げた巨大な船の残骸に築かれた都市は、今…

　両親が海外赴任しているため、大学生の長女と小学生の次女の2人暮らし描く日常物語。 　姉妹の関係は悪くは無いが、主人公で有る次女の恵那は不満が有るみたいだ。 　成れない生活・家事…

ハリセンボンはくるくる回る。 つららから垂れる雫から雪だるまが生まれる。 ワンピースの袖はアイスカップになる。 藤光様の【三題噺の競作】「つらら」「トンネル」「アイスクリーム」…

　1997年から2000年にかけて、同人誌『Griffon's Garden Offline』に掲載した全５回の読書案内エッセイ。 ■「第一回　創造の愉楽」（1997年）で言及…

『140字で紡ぐ幸の物語【愛しさ編】　第9話　幸せ色の2本線』を元にした父と娘のお話。 全10話、完結しました。 ＊＊＊＊＊＊ つるりと滑る木の近く、君はくるくる踊ってる。 …

しなくても、いいからね めちゃめちゃつまらない文章なので読まなくてもいいですまじで

世界を虚無で侵食する概念「蝶」がもたらす災害、「蝶災害」に見舞われた世界。だがいつの間にか、蝶は世界から去っていた。代わりにやってきたのは「永遠の冬」。「俺」はくるくると思考を回…

概念の「蝶」は世界を虚無で侵食する災害である。そんな中で生きる「俺」は何らかの「真実」を怖がっている。真実が何かはわからない、しかし真実は「俺」の何かを「明らかにしてしまう」。だ…

「蝶」と言っても虫の蝶ではなく、概念の「蝶」。そんな「蝶」が、頭の中をずっと飛び、「俺」の思考の邪魔をする。解放されるのは雨の日だけ。完全に「蝶」から解放される日を夢見て「俺」は…

自身の過去に囚われ、他者を信じることを恐れる少年「かなめ」。雨の降る東京の街で、彼は一人の少女と出会う。仔りすのように小さく、くるくると表情を変える少女に、かなめはいつしか惹かれ…

レジに、おにぎりとお茶のペットボトルを置き、尻ポケットから財布を取り出す。 「あと、33番ひとつ」 「合計、900円になります」 　財布から1000円札を抜き、店員に渡す。 「1…

　無才淘汰の残酷な世界で漂流者の旅が始まる。 　無才【落ちこぼれ】の身にて、才を求めるが故。 【彼の目的は、才力(サイクロ)と呼ばれる才能の力】 　目的地に向かうと靴が鳥に奪…