恵那のどたばた日記

小春かぜね

プロローグ(自己紹介)

 この物語はフィクションです。

 設定、登場する人物、団体及び名称は一切関係有りません。


「みなさんはじめまして、私は白川恵那しらかわえな。1○歳の女の子」

「今は、お姉ちゃんとの2人暮らし。お姉ちゃんの名前は、清美きよみと言うんだよ!」


「えっ……」

「『お父さんとお母さんは居ないの?』と思うかも知れないけど、そうなの。お父さんとお母さん居ないの。でも、みなしごでは無いよ!?」


「仕事の関係で2人共、今は海外に行っているの。長期出張って言うのかな?」

「お父さんは仕事の関係だけど、お母さんはそれに付いて行った感じ」


「だからね……、おうちのお仕事はお姉ちゃんと一緒にするのだけど、お姉ちゃんは大学やバイトが忙しいからと言って、私に殆ど1人でやらせているのだよ。非道いよね!」


「小学校が終わったら、スーパーに買い物に行って、買い物が終わったら、家の掃除をするの」

「それで、掃除が終わったら晩ご飯作るの。晩ご飯が作り終わると、もう夜になっている…。友達と遊ぶ暇がないよ~~」


「でもね、ちゃんと友達はいるよ。朝来音羽あさごおとわちゃん。私と同じ学年の子。クラスも一緒だよ。お向かいに住んでいるの!」

「勉強も出来て、私のクラスでも人気者!」

「男子のファンも多いみたい…」


「音羽ちゃんの家族は、お父さん・お母さん・お兄ちゃんとの4人暮らし」

「でね、お兄ちゃんが普通の人なの。別に格好良くないの。おまけにオタはいっているの……。萌え系アニメって言うのが好きみたい……。だから私はちょっと避けている」


『お兄がさあ…最近、私を嫌らしい目で見てくるのよ』

『ジロジロと……何かやばいよね……。兄妹なのに……』

『あんなのにハマる前は、一応普通だったのに…』


「音羽ちゃんは、私にそう愚痴をこぼしていた…。音羽ちゃんのお兄ちゃん…もしかしたら、ロ○コンなのかな? 気を付けなければ!!」


「よく、音羽ちゃんとは晩ご飯食べた後、どっちかの家に行って、一緒に宿題するの!」

「お向かいだから出来るワザだよね!」


「勉強は私より、音羽ちゃんの方が出来るので、私は非常に助かっている!」

「2人ですると早いし楽しいし。その時間が一番楽しい!!」


「お姉ちゃんと一緒に居るのも良いけど、今は、音羽ちゃんと一緒が一番楽しい!!」


「何か、私ばかりが話しているね///」

「今回は、自己紹介と言う事で……、次からが物語の始まりだよ!」


「それじゃ~、今回はこれで、お・し・ま・い」


「ばいばい~~」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る