■■■■故郷、■■■■■ド:fileゴア
にゃ者丸
設定資料
◆船上都市ラヴィスタ
概要:そこは、かつて大洪水を乗り切る為に人々が作り上げた、巨大な船の残骸から造られた。暗礁に乗り上げた船は、やがて大洪水が引くと小さな大地を浮かび上がらせ、小さな緑を芽吹かせた。
長い月日を経て、その船に乗っていた子孫は船から世界へと旅立ち、多くの人々を連れて帰って来る。そして、子孫達は船の残骸を再利用し、何者にも干渉されない自分達だけの都市を作り上げた。
始まりは自由を謳う国として、やがて世界中を巻き込む戦争が起こると、自分達の船を守る為に技術開発に着手する。戦争が終わった後も、あらゆる技術を取り込んで、新たな技術を開発するのを繰り返す中。
船は、世界でも有数の学術都市に変わり果てていた。
【行き場を失くした者は、ここに来い。自由を求める者は、ここに来い。】
【我らは気にせず迎えよう。例え出ようとも送り出そう。】
【ここでは全てが自由である。ここでは全ての人が自由である。】
【例え人でない者も、ここに来い。闇に棲む者も、ここに来い。】
【我らは歓迎しよう、我らと共に高め合おう。】
【やがて、神の果てに至るまで。】
◆【
概要:かつて、人であったが人ではない存在に成り果てた者の総称。それは、人外に足を踏み入れた者であったり、人でありながら人の枠を外れた力を持った者であったり、様々である。
船上都市ラヴィスタが、別名〝戦場都市〟とも呼ばれる所以は、夜になると影から出でる〝魔ノ物〟との殺し合いを繰り広げる事態が、日常と化しているから。
唯一、【■■】した者はここに含まれない。そこまで成れ果てた者は、根本的に人間を止めているから。
【■■】が転じて、【■■】になってしまえば、それは既に人ではない。それが表か裏かなど関係なく。ここに該当するのは、根本的には人のまま、人でない何かに成り果てた者達なのだ。
◆【魔ノ物】
概要:魔獣などの獣とも違う、死ねばエーテルに還る何か。生き物とも言えるが、しかし、それ以外の全ての生命とは相容れない存在。
死した果てに、何かを残す。それは大概がエーテルが魔素に変換され、濃縮して結晶となった魔石である。だが、生きた年数が長い程、自らにとって〝個性〟だった一部を稀に残す。
その在り方は奇妙であり、なぜ生まれてきたのか謎である。だが、それを知る事は少なからず、この世界の深淵に触れるだろうことは確かだと言われている。
◆【魔術】
概要:この世の全てを形作る始まりの元素〝エーテル〟を用いて、様々な事象を引き起こし、その全てを統べる技術。
どのように魔術を起こすのかは様々であり、人によって方法は異なる。だが、それゆえに様々な特徴のある技術。
殆どの【落天者】は、この魔術を極めた先を見たいが為に、人を越えてまで生き残ろうとした結果、成り果てた者ばかり。
単純に火を起こしたり、水を生成するだけでなく、相手を呪うといった事も可能。更には、単なる色そのものに意味を与え、本来なら有り得ない事象を引き起こしたりもできる。
◆【エーテル】
概要:この世の全てを形作った始まりの元素。理論上、エーテルそのものを自由自在に扱えるようになれば、全知全能とも言える力を得る。
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