「#少年 #図書館」を含む小説

　ある山奥に、一匹の妖狐が住んでいた。 　彼は、人間を喰ったことがないことを兄に馬鹿にされ、気は進まないながら渋々人里に下りることに。 　人に姿を変え、喰うのに手頃な人間を待ち構…

小学生の大空勇輝と妹・澪は、図書館にあった『伝説の物語』によって異世界に行ってしまう。その世界で女騎士・エリカと出会う。彼女は二人を伝説の勇者と信じ、魔物を使い人々を苦しめるべる…

はるか昔から存在する、人間の言葉を理解し会話する生きた魔導書。 それは魔法使いを導くための書物として神によって創り出された……はずだった。 ある日突然、魔導書は人間の名前を呼んで…

遠い昔。 まだ数が、整数と小数と分数しかなかった時代。 数学の中心は幾何学だった。 円形都市《コンパス》。 そこに、数学を専門とする機関、図書館《テレリア》があった。 ジオは図…

新学期初日の午後。 女子高校生･渡邊みゆきは、図書館で本を読んでいる時に、奇妙なピアノの音を聞こえた。 その音を探している彼女は、不思議な後輩･雨宮政樹を邂逅した。 一緒にいる時…

「魔筆」とは魔導書を書くための筆記具だ。16才の少年アルクは、魔獣の毛から魔筆をつくる職人「魔筆師」になることを夢みていた。そんなアルクの日常は、魔筆の使い手「写本師」の天才少女…

図書館できれいなお姉さんと勉強会をする少年。 次第に彼女に惹かれていくが、村と彼女にはある秘密があった。

十の輝く宝石のような異世界物語。 あなたなら、もし自分が望む異世界へ行けるとしたら、どうしますか？ 【夢一輝石】亡くなった祖父と田園風景を歩く少女。 【夢二輝石】会社からの帰り…

　実家が菓子屋で将来研究者になる予定の少女が、同じ図書館に通ってるだけの名前の知らない少年に執着されてる話。 ↓(本編軸)のIF https://kakuyomu.jp/use…

みみり 蜘蛛人間の少年、サブカルオタク、学校行きたくないから図書館に行ってサボってる。頭はあまり良くない。最近ゴキブリに同情するようになった。 あんぱん みみりの家に来て家事を…

自信家の少年である勝文は、図書館で見かけた女子高生の瑞希に恋をしてしまう。しかし、自分は小学生で、相手は高校生。勝文は何とか振り向いてもらおうと、必死に瑞希にアプローチをしかける…

作者が文芸部で書いた冬の短編です。 第一話「暗闇とクリスマス」 放棄された図書館で白く色あせたサンタクロースの絵本を拾った少年と、過去に未曾有の災害が襲い滅茶苦茶になった世界の物…

花を見たことのない少年と少女 少女は花を見に、そして

タイトル変更『ばさら！』⇒『婆娑羅（ばさら）を夢見る武士（もののふ）の戦記・始（はじまり）』 東郷 武士（とうごう　たけし）と武藤 バサラ（むとう　ばさら）は、お隣さんの幼馴染…

古事記の海幸山幸神話を背景に紡がれる、少年とあの戦争で行われた回天作戦を巡るファンタジー作品。 14歳の海野悠馬は潜水士の父を亡くし、あの星の鈴が鳴る灯台で、日向神話を語り継いで…

小説家になりたい。 そんな淡い夢を抱いたのはいつだったか。 体が弱く、まともに動けない幼少期は本に没頭したからか。 中学生になった彼女は体を休める、という名目で都心から田舎へ移り…

　ライティーザ王国、王太子宮図書館司書のサイモンは、自分がどこの生まれか知らない。覚えていないのだ。 育った村で、南の国ミハダルの民と同じ浅黒い肌をもつサイモンを受け入れてく…

図書室に通い詰める少女と、迎え入れる図書館司書。それから遅れてやってくる少年。彼女と彼ら、それぞれの片想いのお話。

「川端康成と「少年」、清野少年の虚像と川端の実像について」（カクヨム）という論考を書いてから三年経った。当時は「少年」を図書館の閉架から読むしかなかった。川端康成の全てを表現して…