「客」を含む小説

客星機関。それは、現行法では能力犯罪を相手に機能できない日本警察に代わり、違法な手段も含めたあらゆる方法で能力犯罪を密かにかつ確実に取り締まる、政府直属の非合法組織である。 あ…

宇宙探査が進み月や火星への移住が進む世界。そんな中見つかった地球外生命体の存在を思わせる遺物は人々を沸かせた。 しかし、文明が進むと論理的ではない事は愚か者だという風潮が強くなり…

主人公は思ったことを口にする悪癖がある。 だから、主治医に療養にとある民宿を勧めてもらった。 それは間違いなく、電波もネットも届かない民宿で、船でしかいけない孤島。 そして、そこ…

先日コンビニのレジ前に並んでいたら… 初老のオッサンが「パイパイで」なんて言ってた。 並んでいたお客はシラーとしていたが店員の方は「ハイ、パイパイですね～」なんて悪ノリしている。…

北海道札幌市にある小さな中華料理店のテレビに音楽ライブが流れていた。かつてバンドマンだった店主が客に思い出話をして行くのだが、不良少年たちがレッド・ツェッペリンに衝撃を受けバンド…

女性専用の添い寝サービスで働く赤木楓(あかぎかえで)は、ある日一人の客と出会う。 オシャレで上品、それでいて時々少女のようでもある年配の女性、一条霧江(いちじょうきりえ)。 まさ…

横浜みなとみらいにあるコーヒーチェーン店モビーディック。１日一度、毎朝コーヒーを注文し、作って手渡すだけの客と店員ふたりの人生は、次第にカフェラテのように混ざり合っていく。

若き天才シェフ·水田かおるは女手ひとつで山奥でジビエレストランを経営していた。飽くなき食材への探求のすえ、ついに人を手にかけてしまう。人肉を熊肉と偽って客に提供し、誰にも分からな…

貢ぎ貢がレディーるり子の日常と、あえて友達になったまさ恵おばさんとの交換日記。実はるり子は一度、まさ恵から金をだましとったが、クリスチャンであるまさ恵はそれを許し、神の愛をもって…

かなり大きくて県外からも参拝客が来るくらいには大きな神社がある笠原市。そこにある旅館【もりのや】は笠原市がダンジョンによって温泉が湧くようになり、ダンジョンシティとして全国的に有…

五色の龍が守護するとされている龍杜市。そんな街で起こりうるはずのない女性だけを狙った、死体を食い散らかしたような惨殺事件が起きる。 時を同じくして二人の青年、剣杜龍真、北神大希が…

※第９回ネット小説大賞(小説家になろう)で二次通過しました。 ※小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。 パチン、パチン、と切符を切る。 客が乗る電車は、あの世行き。 …

世界の半分が水没した近未来。船の上に作られた街で暮らす少年・メックは旧世紀のパーツを売買する店「ソウブ商会」の丁稚だ。ある夏の朝、店長の知り合いと思われる変な客が現れ…

　両親を亡くし、妹との生活のためバイトに明け暮れる高校1年生の榊原優。世話をしてくれている親戚の喫茶店で働いている時、常連客から「うちで暮らしてみないか？」と提案される。迷った末…

実在する、人情たこ焼き屋蛸ん壺。 ここに集まる客の楽しいお話し。 もう、8年も通うと色んな人と知り合いになる。 蛸ん壺は、偉大なる人生の先輩が集まる場所。 なぜ故、人情たこ…

エルンストは生首だ。 ただし、生きて、しゃべる。 まあ、もともとが吸血鬼で死人だから、「生きて」というのはおかしいのだが。 西方国のひとつ、プロイセン公国の南西、黒森のほとりの屋…

アルファポリスでの書籍化に伴い、書籍化部分を削除しました。 俺の名前は中山佑輔（なかやまゆうすけ）。作業ゲーが大好きなアラフォーのおっさんだ。みんなからは世界一の作業厨なんて…

メイグース王国の人々は〈冥界の花樹〉を大切にして生きている。 〈冥界の花樹〉とは、ひとりひとりに存在する魂の在処のようなもの。生き方が荒めば冥界は荒れ、冥界が荒れれば花樹が傷み、…

　町の片隅で小さな花屋を経営している“花”は、訪れた客に花を選ぶ。その花を相手に贈ると想いが届くという。

今日、このコスプレ喫茶で聞けたのは、「ゆがんだ恋の話」。客たちは、いろいろなことを考えている。問題は、その話を聞いたいつもの店長と店員が、暴走してしまったことだが…。またかよ～！