「←人によっては？ 短編」を含む小説

　とっくに死んでしまった者なのだと。 　けれどもそいつには、そんな素振りはまるでなかった。 *高校時代にはじめて書いた小説のひとつです。

昔々、南の島にトゥクという１３歳の少年が居た。トゥクの母はトゥクを出産した日に亡くなり、トゥクの父は２年前に漁に出た切り帰らぬ人となっていた。トゥクは伯父に漁を教わりながら、父が…

『真実の愛』に目覚めた夫はその相手メアリーと一緒になる為、エミリア（主人公）へ離婚を申し出る。 　 　エミリアは女手一つで一人娘であるアリアを育て上げ、アリアは平民でありながら貴…

「すれ違う」をテーマに描いた短編小説。 個人誌をつくるために初めての送金をした人が川沿いを歩く話。 大学２年生時に執筆。 サークル「夜明けまで雨」の合同誌「雨宿り vol.2 …

「暴君」ちょっと長いと思う人へショートバージョン

社会人作家として成功を収めていた僕、新橋京介。 でも、その陰には大切な人、千里が残してくれた１冊のノートがあった。 彼女が残してくれた素直な言葉たち。 これがなければ、僕がここ…

四辻町四丁目の朱雀庵の1話をカクヨムコン短編に応募するために書き直しました。 ホラーあり、青春ありの心温まる作品です。 続きが気になる方は、こちらからどうぞ。 https://k…

海辺の小国パナスには、家族からも民からも、とびきり慕われているアンジェリカという姫がおりました。 民は心からの親愛を込めて彼女を「アン様」と呼びます。 やがて成長したアンは愛する…

ある女性二人の日常。

私が田舎から上京した時に感じた不思議を綴ってみました。 多分東京にいる人には共感されないんだろうなぁと思います。 田舎から行った人は直面することじゃないでしょうか。

どこか抜けてるヴァレー。しっかり者のラビット。絶望と希望を引き出す高校生バディは、あなたのそばにいるかもしれない。

ノスタルジック漂う小さなアンティ―クショップ。そこには、妖艶な麗人の店長、弥生姫と、美少年のラルクが現世にはないような骨董品を売っている。店には転生、転移した冒険者、異世界人、現…

S氏は料理人修行の旅へ

※本作品には未成年者の喫煙描写がありますが、違法行為や犯罪を推奨するものではありません。お酒とタバコは20歳になってから！ 兄弟杯オータムハンデキャップ参加作品です。 ◎献杯 ○…

（カクヨム短編コン参加作品）時は大正、ひなびた農村。 普通の人の娘たき子と、鬼の娘さくら。偶然出会った二人は、互いに怖さを捨てて仲を深めていく、が……

どうして、あの人みたいに泣けないんだろう。心に薄く膜を張るような感覚はある。けれど、まるで現実感がないのだ。今でもどこかからひょっこりと現れて、せんぱい、とあいつが呼び掛けてくれ…

【ラブコメ現代ファンタジー】 　神様が又無（またない）くんに与えたのは、時を止める能力。 　そして、たったひとりだけ、止まった時間の中で過ごせるパートナーを選ぶことができる。 …

暴走事故を起こしてしまう話。

卒業を翌日に控えた日の夜。 内藤広也は明日の卒業式が終わったら幼馴染の中邑波音に告白しようと心に決めていた。 だが、その日の夜に波音からどうしても伝えなければならない大事な話があ…

この文章がどのジャンルに成るのか分かりませんが、自分の今の思いを文章にしてみました。中高年の人と現在若者の人では感じる事、考え方は違うでしょうから、コメントでも良いので聞かせてく…