「木でした」を含む小説

　ある日、木の上からおなじ女学園に通う同級生の立花いおりが、大葉ゆずきの上に落っこちてきた。

小学生のころ、そろばんのおかげで足元を救われた男子中学生「梁野悠木」。 高校生になり、放課後にそろばんの練習のため図書室に行った。 そのとき同じそろばんをしている女の子に会った。…

KACだ〜！ もはや全然追い付いてないんですが書けるだけ書きます。 大掃除してたら変な箱が出てきた〜って話です。タイトルそのまんま。 拙作『徒花を喰らう』とちょっとリンクする部分…

夢をかなえるため、私は軽トラを買った。フランスに行く彼とは、クリスマスの前に会わなくなった。その時に見たイルミネーションが、忘れられない。

タイトルどおり、トラウマを克服しようと頑張る話 【 ご注意 】 ※『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』参加作品 第5回お題：はなさない…

　高校二年生の伊澄潔乃は、八年前、木蘇円窟神社の祭りの最中に行方不明となったことがあった。不思議な場所へ迷い込んだ彼女を救ったのは、焚き火のように燻る大きな黒い狐。潔乃は彼を「神…

『過去最大の面倒事のにおいがするぞ』 最近やけに人間くさくなってきた守護聖獣がため息まじりにつぶやく。 諦めてるくせにー。 面倒事？大歓迎じゃない。 ギリギリ青ウルフの攻撃が…

太古の昔、神は天と地を創造した。 天空を統べる神、天神 大地を統べる神、地母神 天神は雨、雷を用いて天に変化をもたらした。地母神は土や金属を敷き大地を盤石な物とした。 そして、そ…

【あらすじ】 病気のオフクロと大学生だった俺を残して、ある日突然と行方を晦ました父親。 そんな親父が残した物は多額の借金と一枚の離婚届だった。 数年後。大学を辞めてオフクロの店…

　昔々、ある静かな森の中に、「こころ」という名の小さな光が生まれました。 　こころはキラキラと輝きながら、森の中を飛び回り、花や木々、動物たちと遊びました。 　ある日、こころ…

来年受験生の僕。 境内にある”思いのまま”の名のある梅の木の前に立った。 木が僕に話かける。 お前は赤かそれとも白か。

ああああ

お題：『ささくれ』🩹 「黒歴史も書きたいけどKACが忙しくて…」という皆さま📢 現在開催中の黒歴史放出祭はKACとの同時応募が可能ですよ👌 https://kakuyomu.j…

木を削っていたときに、ふと思い出した記憶 木には、目がある。 逆に削ればささくれる。 流れに逆らうな。 流れに逆らうと、おかしくなるようだ。

ニホンザルのフニヲには深くて痛いささくれがある。 掌にも心にも。 事の発端は、愛する妻の 「あの高い木の引っかかってる風船取ってきて！」

　【KAC20244】『ささくれ』参加作。 　俺は。帰宅ラッシュの電車に飛び込んで死んだ―はずだった。 　だが。賽の河原めいた空間に送られ。 　千々に枝分かれした木のささくれ立…

存在しない箱は夢を見る。 『硲ノ箱ー『知ってはイケナイ。』ー目録』からの連作。 モクメノササクレ。 黝い衣服を着た人はダレ？ 『知ってはイケナイ。』に登場する蔵。 そこに収め…

『平和』 世界中を探しても、そう言い切ることの出来る場所は存在しない。 十年前、地上に生きた生物の全てが思った事だろう。 魔族による地上への侵攻、それは災害のように世界中の…

陶芸家志望の佐島（さしま）と別人格のＤは春が苦手だ。 目標や生活を見失い、桜の木に放火する。 文學界新人賞落選 〈反省会〉 　ネタがそもそもベタだったかもしれない。二重人格もの…

ダンジョン配信専用サイトで、主人公である宇津呂木栞は事務所専属配信者【しおりんちゃんねる】として日々楽しく活動していた。 ところが、期限内にも関わらず契約満了で事務所を追い出され…