「明日へ」を含む小説

____この国から『朝』が消えて５年が経った。 纏わりつくような夜の世界で、人々は何を考え、何を望み、何を手に取るのか。 その結論は出ないまま、死んだように眠っていた朝が目を覚…

暗い言葉を、いつか明るくしたいから綴る。

【コミカライズがcomic LAKE様にて2023年3月24日開始　一迅社発！女性向け新マンガレーベル 異世界ファンタジーマンガ原作コンテスト受賞しました】 聖女の結界で、リデ…

｢ただ私は、素直に生きたかっただけなんです｣ 主人公__朝咲彩葉(あさきいろは)は死にたくて死にたくて毎日のように自傷行為を繰り返していた。首絞めにハマっていたある日、いつものよ…

「太陽は東から昇り、西に沈む。」 それは、私たちが当たり前のように受け入れている自然の摂理。まるで時計の針のように正確で規則的に繰り返される現象。この不変のサイクルこそが、私た…

「星降る夜の、きみとの"ささやかな"癒しのひととき」は、忙しい日々に疲れた心を優しく包み込むASMR作品です。星空案内人・ほしるの柔らかな囁き声に導かれ、広大な宇宙の神秘と美しさ…

「よろず相談室」の異名を持つＱＡ学園生徒会執行部の元に奇妙な依頼が舞い込んだ。 文芸部の麻生君が持ち込んだのは、合作中の小説「ナカッタコトニの呪文」の未完成原稿。合作の相方と喧嘩…

奇妙なレストランにいた客はただ1人。 俺の中学時代からの親友だった。

※会話をメインに状況説明等は極力少なく仕上げています。 ◆両親からネグレクトされ施設に入れられた真夜。 入れられた施設でも毎日イジメにあい真夜はどんどん暗く、びくびく怯え自分から…

　「俺」が幼稚園児の時に出会った、風変わりな少女・美沙子。七年の付き合いを続けるうちに、「俺」にとって美沙子は大切な人へと変わっていった。 　私が主催している自主企画「同題異話…

侯爵令息のシリウスは王子の側近をやっている。だが、この王子がとんでもなく考えなしで馬鹿で阿呆で頭の悪い王子だったのだ。そのせいで王子の引き起こしたことの尻拭いはいつもシリウスにや…

所謂、手慰み。 部屋でぶつぶつ独り言垂れてたら気持ち悪いもの。 だからつらつら文字にして吐き出しておこうかな。 そういう感じ。

真夏の晴れた日に虹を見たい！　でも雨が降った後のジメジメがやだ！　　雨のない虹…

［お見合いパーティー第五回 日時：明日午前11時。 場所：奥多摩 参加者：有限会社ドリフト・アイス有志の男性。 EITO東京本部の男性及び女性。 来賓：農水省林野庁次長の高坂善…

俺、暁霞朝陽(アカツカ アサヒ)は中学の卒業式野前日に幼馴染である。秋月明日香(アキズキ アスカ)に告白した。 「好きです。付き合ってください。」 「はぁっ！？ 誰があんた見…

考えて脳を動かすことが目的の書き物です。まったく検索せずに書く思考の垂れ流しのような書き物です......。 検索しないことを基本として書いてます。ファクトチェックはしていない…

何かの手違いでカスバート家の養子となったみなし子のアンは、カスバート夫婦による日々の虐待にも耐え、円高によって鍛えられる中小企業のようにめきめきと力をつけていった……ギルバートと…

港で毎日、ただ荷の重量を量る仕事をしていたエレーシーは、首都から来た教科書売りが忍ばせた一冊の禁書をきっかけに、支配者民族：天政府人に立ち向かい、自分たち「ミュレス民族」の国を創…

これは、僕自身の人生と殺意を重ね合わせたストーリーである。 長い人生の中で、まれに、殺意を抱くことがあった。幸いなことに、それらを実行に移すことはなかったのだが、明日どうなるの…