「ファンタジー短編 短編」を含む小説

最後に目撃された雨の港で姉を捜す少年は、地縛霊の少女に姉を見ていないかくり返し訊ねる。少女が何度見ていないと言っても、少年はうそだと少女を信じない。そのうち少年のところに手紙が届…

蒼月書店の奇々怪々シリーズ第六弾。 一話完結の短編です。

「私は、この森を500年間守ってきた」 銀髪のエルフ・シルヴァーナが守る永久の森。そこには人々の記憶を司る神秘の泉があった。 孤高を貫いてきた彼女の前に、ある日一人の少女が重傷を…

パーティーの戦力向上のために呪いの盾の入手に挑む僧侶。 数多のパーティーが入手に挑み、挫折した呪いの盾。 僧侶は盾を手に入れられるのか？ 呪いの盾の正体とは？

無限に続く不思議な水族館に閉じ込められた佳帆は、出口を求めて水族館を探索する中、一人の少女と出会う。少女は佳帆の妹と同じ「りお」と名乗り、佳帆のことを待っていたと言う。少女ととも…

　板野かも様主催の「#匿名キャラお見合い企画」で執筆した作品を集めました。 　多種多様なキャラクターたちが織りなす、恋の一幕の短編集。 　一部作品は、企画提出版と完全版の両方を掲…

最優のパーティー『勇者の剣』 エディは勇者の血を引きながらに、ただの斥候だった。

この街で無邪気には生きられない。 子供は邪悪に染まり女は色欲に溺れる。 人々の支えとなるのは宗教だけだった、それぞれが各々の哲学をもって自分を正当化する。 これはそんな街で生きた…

高校生の光（ひかる）は、祖父が遺した古びたプリズムに魅了される。光学への情熱を抱く彼にとって、このプリズムは単なる装飾品ではなく、心の奥底に隠された真実を映し出す鍵となる。親友の…

心臓病を患い、長い入院生活を余儀なくされている青年のもとへある日、謎の女性が現れる。 知らない女性のはずなのに、この胸に去来する『懐かしさ』はなんだろうか。 そして彼女から語…

五分後に雨が上がったら、発射台に虹がかかるかもしれない。 大勢の人が、大切な人と同じピクニックシートを分け合って、同じ方角を眺めている。 発射の時間が近づくにつれて、それらの眼差…

「王都の若者よ、いざ東の楽園へ」 職業勇者制度が成立した社会に生きる人々のプロレタリアルポタージュ。魔法産業と資本主義の台頭は人々を幸福にするのか？ 勇者社会周辺産業で生きる若…

自分を忘れてしまった少女の話。 彼女を一つの部屋に閉じ込めた異形の話。 自由を願っていただけの物語。 ―――――――――――――――――――― ノベルアップ＋様、小説家になろ…

鉛色の星屑、からっぽのランタン。繋いだ手。森を抜けて、きみの心からの笑顔を見に。恋する二人の逃避行ファンタジー(短編/40P) 2014.11.7～11.11

自身を斃しに来た勇者を返り討ちにし、忠実な従者として迎えた魔王ことキルシェ。 勇者の力により呪いを解かれ、かつての暴虐ぶりは鳴りを潜めていた。 かの乱世は遥か、退屈にも似た平和な…

いつも一人黙々と仕事をこなす暗殺者ちゃん。 優秀だが、デリカシーに欠ける死霊術師。 仕事後の一杯を楽しむ暗殺者ちゃんにノンデリ死霊術師が現れる。 嫌々聞いていた暗殺者ちゃんだった…

同じギルドに所属する聖騎士と暗黒騎士。 いつ頃からか聖騎士は暗黒騎士に避けられていると感じるようになる。 なぜ、暗黒騎士は聖騎士を避けるようになってしまったのか？ なぜ、暗黒騎士…

強迫性障害で手洗いが止まらない高校生の藍は、はやり病の影響で症状が悪化し、親友に会いたい気持ちがつのる。そんな藍は18歳の誕生日にだけ使える不思議な力を持っていて――？ ┈┈┈…

とある地の最深界。 魔剣――暗黒騎士が装備できる最強の剣。 魔剣を手にするのには多くの困難を乗り越えねばならない。 そこにある一人の暗黒騎士が現れる……。