「あの☂」を含む小説

KACのお題に合わせて、短編小説と777文字のエッセイを書こうという試み。 短編小説はこちら↓ 私は嫌なことがあるとインスタントコーヒーを淹れる。 https://kakuyo…

人にはそれぞれ好みがある。 だから食事も食べ方は自由だ。 勿論、それが常識の範疇ならば。 確かに食文化的に他国から見れば非常識と感じるものはあるあろう、そう例えば蕎麦をすするとか…

凛乃は文香に恋をしていたが、告白するほどの勇気はなかった。 そんな中、ある女に文香のことが好きか尋ねられ咄嗟に否定しまう。 それ聞いた直後に文香の元に向かったその女は…… 文香…

あれは、私が小学生五年生の頃だったでしょうか。 　 　お盆といえば、父の実家である祖父母の家で過ごす事が毎年の恒例行事だった我が家。 　私は、あの家が苦手でした。

『最初は大きな岩みたいな怪物だったんです。鉄塔のくらいの大きさがあって、どんどん人間を踏み潰していくんです。人間が蟻みたいな感じで。それが次に見ると、雲に乗った男のひとに変わって…

【KAC20233】　お題：ぐちゃぐちゃ 社交的じゃなかったリナと、活発で笑顔が眩しいマナ。 何をするときも一緒だった二人は、中学のある日の言い合いを境に疎遠になってしまった。 …

千世は昼ごはんの時間が憂鬱だった。 それはまたあの「ぐちゃぐちゃ」が始まるから。

割と即興で書きました この作品は作者当て企画参加のため、主催者風白狼が代理投稿を行い作者名を匿名化しています。企画終了後に作者名の公表を行います 作品に関する諸権利は、それぞれ…

　私こと古賀綾文は、春が好きではない。いかに世間が春をもてはやし、明るいイメージで語ろうとも、肯定しきれずにいた。――あの子と出会うまでは。 この作品は作者当て企画参加のため、…

　変態高校生である知野翔也は、偶然手に入れたスマホアプリ『タンス混ぜ混ぜコントローラー』でクラス一番の美少女のタンスの中を散らかすことにする。 　アプリの機能でタンスの中を散らか…

汗に濡れた髪も、シャツも、あの人への想いも何もかも——。 若さへの嫉妬も、燻る想いも、床に散らばる物も何もかも——。

友人の光司に呼び出された。光司は俺の幼馴染と付き合って三年になる。きっと、結婚するという話だろう。 俺は昔を思いだす。俺は、あの娘が好きだった。けれど、あの娘が光司を好きだと知っ…

六月の雨は、幼かったあの日を思い出す。

◆――――◆ 「Dive2VR」というヘッドギア型のVRゲーム機が開発され、 まるで自分の体を動かすようにプレイできるVRMMORPG全盛期。 どんな状況下でも確実に目的を遂…

KAC20233　お題「ぐちゃぐちゃ」 あの日も、こんな寒い日だった……。 夜遅く帰宅した主人公が、色々物思いに耽るさまを描いてみました。 男性視点です。

高校生活最後の思い出にと、百物語をすることになった語り部。 彼の友人・市ノ瀬が語ったのは、幼い日の、とある夜の話だった。

※本作品はSF系ラブコメです。世界線や死に戻り、神隠し、呪い、タイムリープが頻繁に出てきます。ラブコメではありますが謎解きも多く出てきます。新感覚ラブコメですので、好きな方はハマ…

とある秘密基地内部にて、深緑でスライムのような形をしたモンスターのうち一匹は、【ぐちゃぐちゃ】と名付けられていることを不愉快に思っていて・・・

ボロアパート暮らしの大学生・ハジメの家には、同級生の友人・林がほぼ毎日入り浸っている。 部屋は散らかす、態度は気に食わない、そんな林を追い出せないのには理由があって？ ※BL…

つまりそういうことです。 KAC2023参加作。