「青」を含む小説

　ある冬半ばに私はニ種類の蝶を見た。一つは赤の蝶。激しく情熱的に舞いながらも、どこか可愛げがあった。もう一つは青い蝶。高貴で優雅に舞い、仄かに甘美な香りを漂わせていた。これらに出…

とある科学者が嘆いた。 「どうして眼鏡キャラは負けヒロインなんだ！」 古今東西、負けヒロインに備わる属性は数多く。 『幼馴染』『ツンデレ』『青髪』……そして『眼鏡』。 科学者…

しんみりとした話になりますが、その中身はメガネについて考えてきたときに湧き上がった疑問に由来します。ドラマや映画の中にも、たぶんあまりないパターンだと思うので、皆さんもぜひ考えて…

現在、コツコツ執筆中のスチームパンクファンタジーの小話です。

お題【色】 チカにせがまれて海に来たミナト。 『君の好きなベースは弾かない』の二人です。

美術学校の仲のいい三人の話。その中の一人が、”青”に納得しなかった。 三人で色を確認に行く。

　雪と氷の世界。 　極寒の厳しい北の極地。 　白と黒しかない様に見えるこの世界にも、美しい青。 　そして、生命の証である赤は存在する。 　

ある日のショッピングモールに怪人が現れた。 暴れる怪人の下に現れたのは５人のヒーロー。 「正義の赤！シグナルレッド！」 「冷静な青。スマルトブルー」 「穏和な緑！モエギ…

「──いま取り組むべき問題は顔料のほうだな。水辺の風景画の依頼だというのに、青を使わないわけにはいかないが、すくなくとも帝都が混乱しているあいだは、工夫しなくてはいけないようだ」

夏音レイ《なつねれい》は、過去に自分の兄を失ってしまった。 だが、兄が消えた母親の実家の近くで、あるオトギバナシを聞く。 『死にたくなるほど辛いことを体験する代わりに、自分が過去…

いつも通り教壇に立つ。 でも少し生徒たちの様子がおかしい。 それでも俺は授業を始める。 いつも通りに。 KAC20247　お題「色」の作品になります。

　色覚異常。色覚多様性。 　オレが幼い頃は、まだ色盲って言葉が主流だった。 　普通の人には見えている色が捉えられない、網膜にある錐体の異常。あるいは脳の障害。

なんか意味不明。 内容がとてもごちゃごちゃしています。

異世界から召喚された勇者はスーパー戦隊のようなパーティーを組もうと企むが、自分の鎧は青く、レッドを名乗れない事に悶絶していた。

小学校五年生の時。 一応十字路だが、大きめの道路が丁字にぶつかる、変則な道路。 奥へ行っても、住宅地にぶつかる、車があんまり来ない側の横断歩道。 中学生や大人達でも、信号を守ら…

KAC参加作品。お題は『色』 【あらすじ】 出会いは１枚の絵画。 魔法研究棟への渡り廊下で見たひたすらに青を塗りたくった絵。 ソウ＝ハヤカワはその絵に惹きつけられ、そして、それ…

これは青春と同時に黒歴史となった話 興味のない方はスルーしていただいて構いません

都会の中にポツンとある庭でお店を開く青。 都会の喧騒に疲れた青年。 そして、都会に住む鳥たちのお話。

【KAC20247　色】 　参加作品 ※三原色（黄、青、赤）それぞれ独立した短編になります。 【黄】黄色い誉：800文字 【青】青に叫ぶ：1500文字 【赤】赤を絶つ：150…

青と黒は、僕にとって悪夢の色だ。僕は、さっき見た悪夢のせいで正気を失っていたのだと思う。疲れから来る衝動的な行動。ちゃんと、夜は休みましょう、ね。