「短編 海」を含む小説

クラゲの海の見回りをしている魔法使いの物語。

大学生である 響 直人は悪の秘密結社と人知れず戦いを繰り広げている。 仲間たちとともに今日も己の信じた道を征く。 「俺は、負ける戦いはしない」を合言葉に。 主人公が言っちゃい…

喉が渇いて水を飲もうと部屋を出た私は、真夜中だというのに出かけようとしているお祖父ちゃんの姿を見つける。まさか深夜徘徊？ 心配と好奇心がせめぎ合い、お祖父ちゃんに誘われるまま深夜…

前作の続きです。

キチク系どS　イケメン弁護士、降臨(笑) 中条林太郎28歳。頭脳派弁護士は潔癖症のミニマリスト。 それ以上にキチクな、どSキャラだった……。 キチクな同性に恋した男、海音（かい…

北海道の漁村に引っ越した「私」は、海にせり出す半島の上に、地図に無い電波塔を見た……。

寄り添いながらふたりで生きる、しずくとさんご。先に眠ったさんごに取り残されるのを恐れて、しずくはさんごを追いかける。海の底へ潜るダイバーのように。やがてしずくは夢の世界へたどり着…

クマさんのぬいぐるみは、今日も客を睨んで姫様を守る。しかし結局はただのぬいぐるみ。その気になった人間には呆気なく買われてしまう。 「海斗くぅん！」 　そう言って私を抱きしめる…

生きるのに、ちょこっと疲れた――そんな主人公が出会った親子と、りんご飴。潮風の香りを吸い込みたくなる、2000字小説。

膨大な魔力を持った少女は、世界を維持する為の人柱にされていた。 それに納得がいかない少年は、彼女に一緒に逃げようと説得し続ける。 それでも自分が逃げ出せば世界が滅びると知っている…

KAC20231参加作品。 こちらの掌篇（https://kakuyomu.jp/works/16817330653928248347）と同じ日の、別の誰かのお話。

今日、この学校を去っていくわたしと、すっとんきょうなあの子の見送り。 ＊　＊　＊ KAC20231に参加しようと思っていたのですが、どういうわけかお題を「学校」とかんちがいし…

海に行きたい僕は、湘南に住む父さんの妹・ユーちゃんの家を目指した――。海を感じたくなる、ほぼ2000字小説。

人間は、触れてはならないと言われると触れたくなってしまう生き物 命知らずで知的好奇心のままに動く、怪しい私立探偵「霧崎海斗」は、自分の知的好奇心のためだけにあらゆる物事に首を突…

僕はあの日、タイムトラベラーと出会った。

美しさに満ちた海の世界を漂う一匹の海月（クラゲ／英：メデューサ）。鏡のような水面に映る自分の姿を見て、海月はなにを思ったのだろうか。感動と哀しみが交差する、心温まる物語。 （※…

　その駅は、かつて無の海から生まれる神を、現世に移動させるための駅であった。 　だが、駅を管理していた老駅員の神が忘れ去られ消滅し、その役割も忘れられ、完全に失われた。 　だが、…

ブラック企業に疲れ果てた人が、人生最期の日に海を見に行く話。

僕は車のスピーカーが壊れてしまうかと思った。 　彼女が僕のオンボロ車で、ボリュームをガンガンあげて再生したレモンティという曲のせいだ。 　彼女は弾けるような笑顔で、困惑…

　大学生の七瀬拓海と彼の家庭教師先の生徒―藤村愛莉。海は自由奔放な彼女に振り回される。彼は愛莉との関係にけじめをつけようとするが…。