「記憶だより」を含む小説

一度眠ると記憶を失う少年が唯一忘れずにいられたのは、ある日病院で出会った一人の女の子。 未来が見えると言う彼女と、正反対に過去を失う少年。 二人が出会うことで廻り出す歯車とは。 …

雰囲気だけでやっていこうと思います。

　舞台は二〇六〇年・『日昇国・ルーナシティー』――高度ICTを導入された近未来型モデル都市。刑事官である『蛍・桜井』は、同じく刑事官で誠実な良き恋人『光・藤堂』、彼の親友でもあ…

これは実話です。 僕は小学二年生の頃。 よく、いじめられてました。 小学一年生の時は。 まだ、みんな入学したてで。 特に何もなかった記憶があります。 だけど。 二年生にな…

今回のあらすじは、キーワードで行ってみます。（三すくみ、記憶の欠落、恋愛物語、夢物語、自分を納得させる、妄想が一つになる、躁鬱、伝染、トラウマ、辻褄合わせ、堂々巡りの無限ループ、…

――むかしむかし、トキノワ国という国がありました。 そんなおとぎ話とペンダントを残してママは消えてしまった。 それから5年。12歳になった花宮ひいろは、ママの手がかりを探して時…

日常の些事を一服の絵にする、それが文芸だと思うのです

毎週土曜日更新予定 　私は生前の記憶がない。真白先生が言うには幽霊になったとしても生前の事をはっきりと覚えている方が珍しいという事なのだが、それでも少しくらいは覚えているのが普通…

「　いないほうが、いいんだよっ．．．　」 ある日、クラスメイトの女の子が僕だけの記憶を失っていた。 マドンナの君と知り合って、いろいろなことをして、僕を連れまわしていた君が す…

天国へ行くか地獄へ行くか、神にも判断しきれない中途半端な者たちが集う異世界プルガトリウム。 ガイド役の天使と悪魔に見守られ、天使、悪魔、神、妖怪、魔物、怪物に満ちた異世界で生前の…

不定期更新。 昔を懐かしむ主人公・奏と そのかつての親友だった凪、航のお話。

火災に巻き込まれて命を落とした理人と瑠斗は、前世の記憶を持ったまま異世界に双子で転生する。 五歳からやり直すことになった二人は魔獣と出会い友情を深めるが……｡

人名・市名の漢字と片仮名を巡る公私の記憶

中学三年生の夏、それは何でもない日の放課後だった。紫月（しづき）は友人の梨咲（りさ）が塾に入塾するために、付添うこととなった。古びた建物の三階にある塾へはエレベーターで向かったが…

公爵令嬢『メアリー・シーモア』はベッドから落ちたはずみで自分の前世の記憶を取り戻す。 前世の記憶によると、自分は18歳の時に『ジェニファー・チューリング』へのいじめが原因で処刑さ…

時は1972年、夏。 人に言えない過去を持つ少女、前田千尋。 天涯孤独、親戚など存在しないと信じさせられていた彼女に、親族の存在が知らされたのは先月のことだった。 彼女に瞳には…

【児童小説コンテスト最終選考まで残った作品】 ある日、ロロ宛に、一通の不思議な手紙が届いた。それは、応募した記憶のない『夜間旅行』当選のお知らせだった。ロロは、これはイタズラ好…

※　ネタバレ注意 　小六の叶は、ゲームが大好きな女の子。 　でも、クラスではちょっと浮き気味。 　過去に、クラスのリーダーである男子から嫌がらせを受けたのだ。 　叶のゲームの腕…

元日本人で病院薬剤師だった記憶をもつユリカ・ウィンスレットは、立派な魔法使いになるため実家を出て学校に通う。 前世のように真面目に勉強して良い職業に就職して…なんて考えてたのに、…

あの子を殺してくださいな。 キュービットさんは、呪いアプリ。 催眠をかけて、みんなの心の奥底に沈むネガティブな願い事を叶えてくれる。 ネガティブな願い事、他者の不幸をねがう事、そ…